2018/12/18 05:30 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、クリスマス商戦、小売業は伸び悩み?!
昨日、民間のMacquarie Wealth Managementが小売業者に対して行ったクリスマス商戦に関するサーベイを行った処、回答者の61%が前年と同じ水準を予想し、21%が前年よりも悪化すると答えました。 また、逆に前年比増加すると答えた小売業者は18%にとどまりました。
背景には、不動産価格の下落と、賃金の伸び悩みが消費者の消費マインドを慎重にさせています。特に、不動産価格の下落が大きいシドニーでは、不動産所有者の79%が、保有不動産価格は下落すると考えています(1年間のサーベイで、下落すると考えていた不動産所有者は32%に過ぎませんでした)。
また、消費者はオンラインによる買い物を増やす傾向にあり、回答した53%の消費者が、前年以上にオンラインの買い物を増やすと答えています。
同社のアナリストは「オンライン セールスの需要はますます増加し、小売全体のオンライン セールスのシェアが高くなっている。また、小売り大手WoolworthやColesなどの大手スーパーやJB-Hi-Fiは引き続き好調であり、中小の小売業者が儲けるのは容易くない」とコメントしています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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