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2018/12/06 05:58 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、第３四半期のGDPは前期比＋０．３％
おはようございます。
昨日、ABS（オーストラリア統計局）が発表した２０１８年第３四半期の豪のGDPは、前期比＋０．３％に留まり、前年同期比では＋２．８％と２０１６年第３四半期の＋０．３％以来、２年振りに低い水準となりました。事前の市場関係者の予想は＋３．３％でしたので予想よりも悪い数字となっています。これを受けて為替市場では、豪ドルが他通貨対比で売られています。
ちなみに第２四半期のGDPは前年同期比で＋３．４％でしたので、ここにきて急速失速しています。 ABSは今回の数字では、建設、小売り、農業セクターが失速した事を上げています。特に住宅建築は、これまで鉱山部門に変わる豪経済のエンジンでしたが、住宅価格の下落と投資用不動産の貸し渋り、更には、労働者の賃金上昇が期待ほど上昇しなかったことから、家計支出が圧迫されていることが背景にあります。
市場では、今回の悪い数字から消費者の財布の紐はかなり厳しく、今年のクリスマス商戦は前年程よくないとの見方も出始めています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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