2018/11/16 05:31 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、10月の失業率は5.0%
昨日、ABS(オーストラリア統計局)が発表した2018年10月の雇用者数は前月比32,800人増加しました。その内訳としては正規雇用者が42,300人増加し、非正規雇用者が9,500人減少しています。 事前の市場関係者の予想は20,000人の増加でしたので予想よりもいい結果となっています。
また、失業率については5.0%に低下し(事前の市場関係者の予想は5.1%)、労働参加率は 前月の65.5%から65.6%に上昇しています。
RBAの統計担当エコノミストBruce Hockman氏は「今回の失業率が5%まで低下したのは、2012年前半以来である。また、正規雇用者が25か月連続で増加している」とコメントしています。
その一方で、もっと多く働きたい、あるいは現在の仕事に満足していないながらも働いている人も含めた広義の失業率は8.3%であり、引き続き労働市場の需給にSlack(緩み)が残っていることを示しています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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