2018/11/15 05:28 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、第3四半期の賃金は+0.6%
昨日、ABS(オーストラリア統計局)が発表した2018年台3四半期の豪の賃金は前期比+0.6%(前年同期比+2.4%)となり、3年ぶりの高い水準となりました。事前の市場関係者の予想も0.6%でしたので予想通りの結果となっています。
内訳としては、民間の賃金が前期比+0.5%で前年同期比+2.1%でした。一方で公務員の賃金は前期比+0.6%で前年同期比+2.5%となっています。
ABSのチーフ エコノミストBruce Hockman氏は「昨年のこの時期に比べて、全産業的に賃金がこれまでで最も高い伸びを示している」とコメントしています。
一方で、豪のインフレについて、市場関係者の一人は「失業率が4%近く低下しないとインフレ上昇が起こらない」と述べ、「RBAは、恐らく2020年頃まで現行政策金利を維持するであろう」と述べています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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