2009/10/22 06:40 | ユーロ/ドル | コメント(0)
ユーロ/米ドル1022
昨日のEURは1.59ドル台前半で寄り付き、東京時間では売られて下値を試しました(安値1.4887ドル)。午後は買われてロンドンの寄り付きには1.49ドル半ばまで買われましたが、再び売り物に押し戻れてしまいました。しかし、NY時間に入って1.50ドル手前まで急騰し、その後も断続的に買われて、NYの引け前にはその日の高値1.5047ドルをつけ、 現在も同水準で取引されています。
2.チャート分析
テクニカル分析:
長期の指標は雲の上にあり強気を維持しています。中期の指標も引き続き強気を支持しています。 目先の強弱を判断する線は1.4737ドルにあって相場を下支えしています。価格的には、心理的な節目である1.50ドルを越えて新高値を更新してきました。上昇相場継続です。
サイクル分析:
30−40日サイクルは上図のように考えています。10月上旬の1.45ドルから新しいサイクル入りをし、現在はこのサイクルの高値を試す時間帯と考えていますが、そろそろサイクル高値をつけて11月上旬のサイクルボトムに向けて下値を模索する時間帯に差し掛かってきています。
ボラティリティ分析:
今週に入って20日間のボラティリティは60日間のボラティリティから下回ったまま、共に傾向線をたどっています。このことは、現在のトレンドが継続されていることを意味し、ボラティリティ チャートからは、それ以上の新しい情報は見当たりません。 引き続き上昇相場の継続か。
3.今日の方針
1.50ドルを越えてきましたので追撃の買いを検討しましたがやめました(一日の値動きとして既に伸びきった感があったことと、経験則的にユーロ、豪ドルの新高値買いは失敗することが多かったため)
方針1:押し目買いの目標は1.4930ドルです。1.48ドルを切ってくるようであれば損切りします。
方針2:中立です。
追撃ポイント:引き続き、1.50ドルを越えてくるようであれば追撃の買いを検討します。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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