2018/10/31 05:59 | 昨日の出来事から | コメント(0)
9月の住宅着工許可件数は前月比+3.3%
昨日、ABS(オーストラリ統計局)が発表した豪の9月の住宅着工許可件数は、前月比+3.3%で前年同月比では-14.2%でした。事前の市場関係者の予想は+3.8%でした。 内訳としては、マンションなどの集合住宅の許可件数が前月比9.2%も上昇しています。
市場では、引き続きシドニーやメルボルンなどのこれまで価格上昇が大きかった都市部ではピーク時から15%程度価格が下落するとの見通しがあります。 また、住宅ローンを抱える消費者が支出を控えることで景気が失速する懸念がありますが、その一方で、住宅開発の案件は引き続き堅調である為、今回のような数字となっています。 こうした景況感が分かれる状況下では、RBAは現行金融政策を当面維持せざるを得ないようです。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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