2018/10/10 05:53 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、9月のビジネス コンディションは+15ポイント
昨日、民間のNAB(national Australia Bank)が発表した豪の9月のビジネ コンディションは前月比1ポイント上昇して+15ポイントでした。 内訳としては、雇用が改善する一方で、貿易が少し下落しました。 収益に関するコンディションは前月比変わりませんでした。また、ビジネスの将来を占うビジネス信頼感指数は前月比1ポイント上昇して+6ポイントで、中期的に平均的な水準で推移しています。 地域別では、南オーストラリア、西オーストラリア、クイーンズランド州が好調で、不動産市場が調整局面入りをしているシドニーのあるNSWが振るいませんでした。
NAB グループのチーフ エコノミストAlan Oster氏は
(1) 今年の初めに大きく上昇したビジネス コンディションは、引き続き堅調に推移しており、豪経済が好調であることを示している。
(2) 雇用も改善しており、今後6か月に亘り、新規雇用者数が毎月20,000人増加する事が見込まれる。労働市場の改善と労働参加率が安定していることから2018年から2019年にかけて失業率は更に低下する事が期待できる。しかし賃金抑制圧力が続いており、足元3か月は弱含みで推移するだろう。
(3) 経済成長に関しては、ほぼ予想通りに推移しているが、インフレは全般的に緩やかな上昇に留まるだろう。
とコメントしています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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