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The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

2009/10/21 06:56  | ドル/円 |  コメント(0)

米ドル/円1021


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90円を試した後、91円台まで買われる
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デイリー チャート

ボラティリティ チャート

1.前日の動き

昨日のドルは90円台半ばで寄り付き、東京時間では、ほぼ一直線的に売られて下値を試しました。 ロンドンの寄り付きにその日の安値90.07円をつけた後は90円台半ばまで買い戻されました。NY時間では、一時的に90円台前半まで売られる局面もありましたが、日付の替わる頃にかけて大きく買われてその日の高値91.07円まで値を上げました。 その後はNYの引けにかけては売り物に押されて、現在は90円台後半で取引されています。    

2.マーケット 分析

テクニカル分析:  
長期的な指標が雲の下に位置し長期的には弱気です。中期的な指標は中立に転換しています。目先の強弱を判断する線が90.26円にあって、昨日は一時的にこれを下回りましたが、結果的には維持されています。価格的には91円と90円を行ったり来たりで、このレンジ(範囲)を越えることができません。

サイクル分析: 
30−40日サイクルは上の図のように考えています。10月上旬の88円で新しいサイクル入りをし、現在はサイクル高値を試す時間帯と考えられます。このサイクルは10月中旬から下旬にサイクル高値を形成した後、11月上旬にかけてサイクルボトムを模索すると思われます(そろそろサイクル高値をつける時間帯に近づいています)。 

ボラティリティ分析: 
先週は、20日間のボラティリティが上昇し、6月下旬以来初めて60日間のボラティリティを越えてきました。これは以前までの90円近辺の揉み合い状態から新しい局面に入りつつあること示していますが、ドル安なのか、ドル高なのかは、ボラティリティ チャートからは分かりません。 

3.今日の方針

様子を見ます。

方針1:現在のレンジ(91円から90円)の壊れた方に追随します。
方針2:中立です。
追撃ポイント:91円もしくは90円を越える(もしくは切ってくる)ようであればそれに追随します。

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