2018/08/31 05:38 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、第2四半期の設備投資は前期比2.5%減
昨日、ABS(オーストラリア統計局)が発表した2018年度第2四半期の設備投資は前期比-2.5%でした。事前の市場関係者の予想は前期比+0.6%でしたので予想を大きく下回った形になっています。特に、機械設備、プラントなどの設備投資が前期比0.9%減少したことが響いています。しかし、別のリサーチでは、来年にかけては明るい見通しを持って設備投資を増やす計画である企業家が多く、今回の数字は一時的な現象と市場関係者は見ています。
為替市場でも、この数字の発表直後は、豪ドルは他通貨対比で一時的に売られましたが、その後は揉み合っています。
尚、今回の数字で第2四半期のGDPの判断材料は出そろい、来週に発表される予定の第2四半期のGDPは+0.6%~+1.0%の範囲に市場関係者の予想が集中しています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
現在有料版にはお申し込みいただけませんのでご了承ください。
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第119条により罰せられますのでご注意ください。
いただいたコメントは、チェックしたのち公開されますので、すぐには表示されません。
ご了承のうえ、ご利用ください。