2011/05/10 05:19 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、4月の広告件数は微増
民間のANZが発表した4月インターネット及び新聞広告による求人広告件数は、3月対比1%増加しました。 前年同月対比では20.5%の増加となっています。
内訳としては、インターネットによる4広告件数は、季節調整後で前月比1.2%増加し、前年同月比で22%の増加となっています。 また、新聞による4月の広告件数は、季節調整後で前月比マイナス3.4%となり、前年同月対比では6.1%の増加に留まっています。
ANZのヘッド エコノミストIvan Colhoun氏は、「景気は緩やかな拡大をしており、雇用も増加しているが、バラつきが出てきている。 西オーストラリアのように鉱業部門がしっかりしているところでは求人が多い一方で、サービス業の多いニュー サウス ウェルズ州では求人は鈍化している」とコメントしています。
また、この日、同じく民間のNational Australia Bank’s monthly business surveyが発表され、ビジネス コンディションは、先月につけた高水準を若干下回っています。内訳的には、ビジネス コンディションは、先月対比2ポイント下落してプラス7ポイントであり、銀行部門のコンディションは、4ポイント下落してプラス5ポイントでした。
NAB(National Australia Bank)は、
(1)全般的に、豪ドル高の影響がビジネス センチメントを侵食し始めている。
(2)先週に市場で注目されたインフレの進行であるが、我々としては、将来的にRBAは金利の引き上げを2回するとの見方を持っている。 一回目は6月か7月であり、2回目は9月頃(場合によっては11月頃)を見込んでいる。
とコメントしています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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