2018/08/01 05:47 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、6月の建築着工許可件数は+6.4%
昨日、ABS(オーストラリア統計局)が発表した6月の豪の建築着工許可件数は前月比+6.4%でしたが、前年同月比では-1.6%でした。内訳としては、一戸建て住宅の着工許可件数が5%増加し、アパートなどの集合住宅が7.2%増加しています。
現在の豪の住宅市場はまばら模様で、新規住宅建築のプロジェクトは堅調ながらも、住宅価格は下落傾向にあります。特に、これまで上昇幅の大きかったシドニーやメルボルンでは、その傾向が顕著に表れています。 更に、金融監督庁が銀行貸し出しを厳しく関している事、政府による銀行経営に対する監査が入っていることが銀行の貸し出しを厳しくさせています。 こうした事から中小銀行を中心にローン金利が上昇傾向にあり、その事が住宅価格の下落圧力となっています。 また、4大銀行もいずれ同様の動きが出るとの見方が大勢です。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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