2018/07/01 09:33 | 昨日の出来事から | コメント(0)
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特集2: ペンタゴン チャート分析、米ドル/円、ユーロ/米ドル(2018年6月04日)
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前回のWEBセミナー(ペンタゴン チャート分析、米ドル/円、ユーロ/米ドル (2018年6月04日)以降の米ドルは108円台後半で寄付き、月初にその期間の安値108.72円を付けた後は中旬頃にかけては110円台まで買われては揉み合いましたが、月末にかけては更に買われて上昇し、その期間の高値110.94円まで値を上げて取引を終えています。
ペンタゴン チャート的には、2018年4月から現在の基準でペンタゴンを作成しています この基準点は2017年11月6日の114.73円と2018年3月26日の104.62円です。どうしてこの基準点でペンタゴンを作り直したかといえば、私は中期的に米ドルが2018年3月26日の104.62円でボトムを付けた可能性が高いと考えたからです。 そして、まずは今回作ったペンタゴンが有効に機能するかどうかを確認する必要があります。 その上で、このペンタゴンが有効に機能する事を前提でお話ししますと、現在は、強気アングルのペンタゴンの中で推移していますので基本は押し目買いです。 外周辺ローイが105円近辺にあってここは強い下値支持線になりそうです。 また対角線ローニが107.50円近辺にあってここも相場を下支えすると考えています。 更には、頂点ロから対辺ニーホに対して引かれた3本の補助線が109.00円~110円近辺にあって目先的に相場を下支えすると考えています。 一方で、対角線イーハが111円付近にあって先週末はこの水準で上値を押さえ込まれています。今後の展開としましては、目先的には頂点ロから対辺ニーホに対して引かれた3本の補助線のある108~109円を下値支持線とし、対角線イーハのある111円近辺の上値抵抗線として試し、この線を越えてくるようであれば、頂点イから対辺ハーニに対して引かれた3本の補助線が112~113円にあってこの水準でも上値を押さえ込みそうです。
次に、ユーロ/米ドルに関しては、6月初めは1.1690ドル台で寄付き、月初は買われて上昇し、その期間の高値1.1839ドルを付けましたが、中旬頃にかけては逆に売られて下落し、その期間の安値1.1507ドルまで値を下げました。 その後は月末にかけては1.16ドルを挟んで揉み合って取引を終えています。
ペンタゴン チャート的に、2018年2月から基準点を見直しました。 理由は2016年11月のトランプ大統領誕生の水準1.03ドル台(厳密には2016年12月20日の1.0352ドル)から始まったユーロ高相場は、2018年2月16日の1.2555ドルで高値を付けたと考えられるからです。現在の基準点は、2017年11月7日の1.1554ドルと2018年2月16日の1.2555ドルです。現在は、今回の基準点で作ったペンタゴンが有効に機能しているかどうかを確認していますが、今の処、有効に機能しているようです。その上で、今回のペンタゴン チャートから分かる事は、それまでの強気アングルのペンタゴンから強い弱気アングル(暴落アングル)に移行後は急落しています。 外周辺ホーヘが1.20ドル台にあってここは強い上値抵抗線になっています。 また対角線ホールが1.17ドル近辺にあって先週末この水準で上値を押さえ込んでいます。 一方で、頂点ホから対辺ヌールに対して引かれた3本の補助線が1.125ドル~1.135ドル近辺にあって下値支持線になりそうです。 また、ペンタゴン チャートとは直接関係ありませんが、心理的な節目1.15ドルでは、これまで2回下支えされていますので、今後も相場を下支えしそうです。
今回のWEBセミナーでは、こうした事を踏まえつつ今後の展開についてお話しています。
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特集2: ペンタゴン チャート分析、日経平均、NYダウ (2018年7月02日)
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前回のWEBセミナー(ペンタゴン チャート分析、日経平均、NYダウ (2018年6月04日))以降の日経平均は22,100円台で寄付き、月初か中旬頃にかけては買われて上昇し、その期間の高値23,011円を付けましたが、下旬頃にかけては逆に売られて下落し、その期間の安値22,038円まで値を下げました。 その後は22,200円台まで買い戻されて取引を終えています。
ペンタゴン チャート的には、現在のペンタゴン チャートの基準点は2017年9月8日の19,239円と2018年1月23日の24,129円です。現在の基準点で作ったペンタゴン チャートが有効に機能していることを前提に申し上げますと、現在は緩やかな弱気アングルのペンタゴンの中で推移しています。対角線ホートが21,700円近辺にあって相場を下支えしています。 一方で外周辺チートが23,000円近辺いあって相場の上値を押さえ込んでいます。 今後につきましては、7月下旬頃から8月頃にかけて次のペンタゴンへの移行期に差し掛かります。 その際、相場が心理的な節目である22,000円を維持出来るかどうかに注目したいと思います。維持出来てこのまま次のペンタゴンに移行すれば、次のペンタゴンは強気アングルのペンタゴンとなり、上値余地が出てきます。 一方で、22,000円を維出来ないようであれば次のペンタゴンは弱気アングルとなり、もう一段下値を試す可能性が出てきます。
次にNYダウですが、これまでのペンタゴン チャートの基準点は、2016年11月4日の17,886ドルと2017年3月1日の21,146ドルでしたが、今回からそれまでの基準点を見直しました。 理由としましては、それまでのペンタゴンの基準点を設定してから1年以上経過し、相場の動きとペンタゴンのアングルがうまく機能しなくなってきたからです。そこで、足元の直近高値2018年1月26日の26,616ドルと直近安値2018年4月2日の23,344ドルを基準にペンタゴンを作成し、まずは、この基準点で作成したペンタゴンが有効に機能するかどうかに注目したいと思います。 その上で、このペンタゴンが有効に機能する事を前提にお話しすると、現在のペンタゴンのアングルは強気アングルの中、揉み合っています。外周辺ローハが23,700ドル近辺にあって下値支持線となっています。今後、この水準を切ってくるようであれば、非常にアングル(暴落アングル)のペンタゴンに移行する事になります(もしくはペンタゴンの基準点を見直す必要が出てきます)。一方で対角線イーハが24,600ドル近辺にあって先週末はこの水準で上値を押さえこまれています。 更には頂点イから対辺ハーニに対して引かれた3本の補助線が25,600~26,000ドルにあって上値を押さえ込んでいます。今後の展開につきましては、8月頃に次のペンタゴンへの移行期に差し掛かります。 その際、心理的な節目であり、頂点ハのある24,000ドルを維持して次のペンタゴンに移行しても、次のペンタゴンのアングルは弱気となり、NYダウは上値の重い展開が予想されます。 更に、8月にかけて24,000ドルを維持出来ていないようであれば、次のペンタゴンは更に弱気のペンタゴンとなり、一段と下値を試す可能性があります。いずれにせよ、現在のペンタゴン チャートから分かることは、NYダウが再び上値を試す時間帯は相当先のことであり、場合によっては2018年1月26日の26,616ドルで今年の高値を既に付けてしまっている可能性があることをペンタゴン チャートは示唆しています。
今回のWEBセミナーでは、こうした事を踏まえつつ今後の展開についてお話しています。
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クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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