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The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

2010/11/02 05:35  | 昨日の出来事から |  コメント(0)

10月の消費者物価は0.3%の上昇、そして、今日のRBA理事会では政策金利は据え置きか


おはようございます。

民間のTD Securities and the Melbourne Institute によれば、10月の消費者物価は0.2%上昇しました(年間ベースでは3.8%の上昇)。主な内訳としては、石油価格、果物、野菜の値段が上昇する一方で、海外からの輸入製品(テレビやビデオ、オーディオ)、ノンアルコール飲料水、スナック等の菓子類)の価格は下落しました。

これを受けて、TD 証券ストラティジストAnnette Beacher氏は「10月の消費者物価は第3四半期のインフレ率に比べて低下サイクルの中にある」とし、「今日のRBA理事会では、政策金利を据え置きするであろう」とコメントしています。

また、この日、ABS(オーストラリア統計局)は、第3四半期の住宅価格を発表し、第2四半期に比べて0.1%の上昇と僅かな上昇に留まりました。 主要8大都市の平均的な住宅価格上昇は、前年同期比11.5%の上昇でしたが、シドニーは前期比0.9%の下落でしたし、メルボルンは2.7%の上昇と地域ごとにバラつきが出始めています。

JPモルガンのBen K Jarman氏は、

(1)2010年第3四半期の数字は、2009年第4四半期の5.5%の上昇以来、引き続き緩やかに低下傾向が続いている。
(2)しかし、住宅価格の深刻な調整局面は考えていない。ただ、2009年の政府の景気刺激策(新規住宅取得に対する補助金)が終わって以来、新たな買い手が不足している。
(3)従って、四半期ベースでは0−1%の緩やかな上昇が続くものの、単月ベースでは住宅価格が若干のマイナスになることも考えられる。

とコメントしています。

今日は、何と言ってもRBAの理事会で、政策金利を引き上げるかどうかに注目です。

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