2009/10/18 09:14 | ドル/円 | コメント(0)
米ドル/円1019
週末のドルは90円台半ばで寄り付き、東京時間からロンドン時間にかけて買われて上値を試しました。ロンドン時間に91円台に乗せた後、一時的に売り物に押される局面もありましたが、NY市場の早い時間帯にその日の高値91.32円をつけました。 しかしその後は急落し、日付の替わる頃にその日の安値90.57円まで値を下げましたが、引けにかけては買い戻されて90円台後半で取引を終えています。
2.マーケット 分析
テクニカル分析:
長期的な指標が雲の下に位置し長期的には弱気です。しかし中期的指標は中立に転換してきました。目先の強弱を判断する線が90.26円にあって、週末はこれを大きく越えて取り引きされています(目先的に強気で)。価格的には91円台乗せでやや上値の重い展開となっていますが、一方で、90円は心理的に支持されると思われます。
サイクル分析:
30−40日サイクルは上の図のように考えています。現在は10月上旬の88円で新しいサイクル入りをし、現在はサイクル高値を試す時間帯と考えられます。 このサイクルは10月中旬から下旬にサイクル高値を形成した後、11月上旬にかけてサイクルボトムを模索すると思われます(そろそろサイクル高値をつける時間帯に近づいています)。
ボラティリティ分析:
先週は、20日間のボラティリティが上昇し、6月下旬以来初めて60日間のボラティリティを越えてきました。これは以前までの90円近辺の揉み合い状態から新しい局面に入りつつあること示していますが、ドル安なのか、ドル高なのかは、ボラティリティ チャートからは分かりません。 ただ、これまでのレンジ相場から脱出しつつあるようです。
3.今日の方針
引き続き、基本方針は押し目買いです。
方針1:90.50円で買ったポジションを91.20円で利益確定をしました。
方針2:押し目買いの目標は、90.30円です。89円を切ってくるようであれば損切りします。
追撃ポイント:特に考えていません。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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