2018/06/01 05:52 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、2018年第1四半期の設備投資は+0.4%
昨日、ABS(オーストラリア統計局)が発表した2018年第1四半期の設備投資は前期比+0.4%でした。事前の市場関係者の予想は+1%でしたので予想を下回った形になっています。しかし、新規ビジネスの設備投資は3.7%上昇しています。 また、今後の1年の設備投資計画ではAUD87.7bnと1年前の同じ時期の設備投資計画対比で1.4%増加しています。更に、ここにきて鉱山関連設備投資が前期予想対比で+7.7%と上方修正されています。
こうした背景には、鉱山商品市況が回復基調にある事、更に非鉱山関連産業でも世界的な緩やかな拡大基調を背景に経営者のビジネス信頼感指数が高い水準で推移している事が背景にあります。また、現政権は、2018~2019年の予算で積極的な公共インフラ投資を計画しており、これが豪経済を更に下支えすることが予想されています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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