プロが語る世界情勢・政治・経済金融の最前線!

The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

2018/05/20 08:26  | 昨日の出来事から |  コメント(0)

ウィークリー ミーティング521のご案内


おはようございます。

=========================
特集2: エリオット波動分析、米ドル/円、ユーロ/円(2018年5月21日)
=========================

前回のWEBセミナー 「エリオット波動分析、米ドル/円、ユーロ/円 (2018年5月14日)以降の米ドル/円は109円台前半で寄り付き、週初は売られてその週の安値109.20円を付けた後は週央から週末にかけては逆に買われて上昇し、その週の高値111.07円まで値を上げた後は110円台後半で取引を終えています。                   

長期的なエリオット波動としては、今の処、新しい波動カウントは確定出来ていません。
現時点では、エリオット波動的に(あるいは黄金分割的に)言えることは、2011年10月31日の75.55円から始まった相場は2015年6月5日の125.86円で高値を付け、 価格フォーメーションとして2016年6月24日の98.79円、2016年8月16日の99.53円、更には2016年9月27日に100.08円でトリプル ボトムを付けて、再び米ドル高局面に入ったと考えています(2015年6月5日の125.86円から2016年6月24日の98.79円までの下げの0.618戻しの水準であった115.52円を越えてきたことで一連の調整局面の終了を確認)。 この考えに従えば、今後は上昇相場となり、月次チャート的には上値の目途は第1目標が129.88円となり、第2目標は149.10円となります。

次に、週足のチャートからも同様に、2011年10月31日の75.55円から始まった相場は、2015年6月5日の125.86円まで上昇し、2016年6月24日の98.79円と2016年8月16日の99.53円、更には2016年9月27日に100.08円でトリプル ボトムを付けて中期的な反発局面に入ったと考えられます。 その後はここを基準として訂正波(a),(b),(c)が発生し、訂正波(a)を2016年12月15日の118.66円で付け、
現在は訂正波(b)の中にあって、2017年9月8日の107.31円で訂正波 aを付け、2017年11月6日の114.73円で訂正波bをつけ、現在は訂正波cの中にあって、下げの第1目標が106.05円(到達)、第2目標が103.38円となりますが、2018年3月26日の104.62円でボトムを付けたのではないかと考えています(Lessor degreeである2017年11月6日の114.73円を越えてくればこれを確認)。

更に、訂正波bの2017年11月6日の114.73円を起点とした下げ波動については2018年1月26日の108.28円でa’波を付け、2018年2月2日の110.47円で訂正波b’波をつけ、2018年3月26日の104.62円でc’波を付け、2018年2月2日の110.47円を先週越えてきましたのでこれを確認しました」。

現在は、2018年3月26日の104.62円を起点として小さな、上昇ミリ波(i,ii,iii,iv,v)が発生し、2018年3月28日の106.96円で第i波を付け、2018年4月3日の105.65円で第ii波を付け、2018年5月2日の110.03円で第iii波を付け、2018年5月4日の108.64円で第iv波を付け、場合によっては2018年5月18日の111.07円で第v波を付け、それよりも規模の大きな上昇波1,2,3,4,5の第1波を付けたのではないかと考えています。 これに従えば、第2波の下げの目標値は第1目標108.60円、第2目標107.85円となります。

今週に関しては、これらの点(111.07円で第v波を付け、上昇第1波を形成したかどうか)について確認したいと思います

次に、2018年5月14日以降のユーロ/円については、130円台半ばで寄り付き、週初は買われて上昇し、その週の高値131.37円を付けた後は週央にかけては逆に売られて下落し、その週の安値129.53円まで値を下げた後は週末にかけては131円台まで買い戻されて取引を終えています。 

エリオット波動的には、 月次チャートでは、2012年7月24日の94.10円から上昇してきた相場は、2014年12月8日の149.78円で高値を付け、現在はこの上昇に対する調整局面の中にあると考えています。 この考えに従えば、下値の目途としましては、第1目標としては115.36円(到達)、第2目標は107.24円となります(私は、引き続きユーロは他通貨対比で大きく売られる局面があるとの立場を取っています。理由は、これまでの安値がチャート ポイント(黄金分割比率で説明できる値段)を付けていないからです。 

中期的には、2015年4月14日の126.09円で中期的な訂正波(A),(B),(C)波の(A)波つけ、2015年6月4日の141.05円で戻り高値の訂正波(B)を付け、現在は下げの訂正波(C)の中にあって、その下げの目標値は、 第1目標が117.36円(到達)、第2目標が108.31円となっています。

その一方で、2015年6月4日の141.05円の訂正波(B)から、規模の小さな訂正波A,B,C波を形成し、2016年6月24日の109.19円でA波を付け、現在は訂正波Bの中にあって上値を試す時間帯にあり、上値の目途は第1目標133.61円(到達)、第2目標141.05円と考えています。

その中にあって、訂正波Aから訂正波Bに向かう小さな訂正波(a),(b),(c)が発生し、2016年12月15日の124.08円で訂正波(a)波を付け、2017年4月17日の114.84円で訂正波(b)を付け、2018年2月2日の137.50円で訂正波(c)波を付けたようです。

現在は、2018年2月2日の137.50円を起点とする下げの訂正局面(訂正波a’,b’,c’)の中にあって、2018年3月23日の128.93円で訂正波a’を付け、2018年4月24日の133.48円で訂正波b’を付け、場合によっては2018年5月8日の129.23円で訂正波c‘を付けた可能性が出てきています(それよりも規模の大きい訂正波a,b,cのa波)。この考えに従えば、現在は訂正波b波の中にあって、その戻りの目標は第1目標132.36円、第2目標133.35円、第3目標134.32円となります。

今回のWEBセミナーでは、こうした事を踏まえて今後の展開についてお話しています。

下の赤い線をクリックしてご覧ください。

==========================
特集2:  エリオット波動分析、日経平均 (2018年5月21日)
==========================

前回のWEBセミナー「エリオット波動分析、日経平均 (2018年5月14日)」以降の日経平均は22,700円近辺で寄付き、週初にその週の安値22,683円を付けた後は、週央にかけては22,800円台を中心に揉み合いましたが、週末にかけては更に買われて上昇し、その週の高値22,954円まで値を上げて取引を終えています。 

エリオット波動的には、月次チャートでは、現在の相場は大上昇相場([Ⅰ]、[Ⅱ]、[Ⅲ]、[Ⅳ]、[Ⅴ])の第[Ⅲ]波の中にあって、その第1目標は20,000円近辺(既に到達)、第2目標は24,000円近辺(到達)、第3目標は28,000円近辺にあります。 尚、2018年1月23日の24,129円は第2目標であった24,000円近辺に該当し、中期的な値段の達成感が出て、その後は急落して調整局面入りしています。 一方で、それよりも規模の小さな上昇波I,II,III,IV,V波の第II波は2014年4月14日の13,885円で付け、現在は第Ⅲ波の中にあって、その目標値は 27,000円近辺となっています。

中期的には第Ⅱ波から第Ⅲ波に向かう上昇波動について、2015年4月14日の13,885円から始まった上昇相場は2015年6月24日の20,952円で中期的な上昇相場(1)、(2)、(3)、(4)、(5)の第(1)波を付け、価格フォーメーションとして2016年2月12日の14,865円と2016年6月24日の14,864円でダブル ボトムを付けたことで第(2)波を付け、現在は上昇第(3)波に入ったと考えています。 第(3)波の目標は、第1目標が21,931円(到達)、第2目標が26,298円となります。

目先的には、2016年6月24日の安値14,864円を起点として上昇波(1,2,3,4,5)が発生し、第1波は2017年3月13日の19,656円、第2波は2017年4月17日の18,224円となり、第3波の目標値は第1目標が25,978円、第2目標が27,808円となります。

更には、第2波の2017年4月17日の18,224円を起点として、小さな上昇5波動(i,ii,iii,iv,v)波が発生し、2017年6月20日の20,318円で第i波を付け、2017年9月8日の19,239円で第ii波を付け、2017年11月9日の23,382円で第iii波を付け、2017年11月16日の21,972円で第iv波を付け、2018年1月23日の24,129円で第v波を付けたことで、上昇5波動(1’,2’,3’4’,5’)の第1‘波を付けたようです。これに従えば、現在は第2’波の中にあって、その下値の目標値は第1目標が21,176円(到達)、第2目標が20,479円(到達)、第3目標19,617円となり、2018年3月26日の20,347円で第2目標の20,479円を到達することで、目先的に底打ちしました(訂正波(a),(b),(c)波の訂正波(a))。

また、2018年1月23日の24,129円以降の下落局面については、2018年3月5日の20,937で訂正波a,b,c,波のa波を付け、2018年3月12日の21,971円で訂正波b波を付け、2018年3月26日の20,347円で訂正波c波を付け、これによってそれよりも規模の大きな訂正波(a),(b),(c)波の訂正波(a)を付けたと考えています。この考えに従えば、現在は訂正波(b)波の中にあって、その第1目標は22,238円(到達)、第2目標は22,684円(到達)、第3目標は23,236円となります。

今回のWEBセミナーでは、こうした事を踏まえつつ今後の展開についてお話しています。

有料サイトにアクセスの上、是非、ご覧ください。

クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
現在有料版にはお申し込みいただけませんのでご了承ください。

当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第119条により罰せられますのでご注意ください。

コメントを書く

* が付いている欄は必須項目です

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

いただいたコメントは、チェックしたのち公開されますので、すぐには表示されません。
ご了承のうえ、ご利用ください。