=======================================
一時、１．４８ドル台半ばまで売られる
=======================================
デイリー　チャート

ボラティリティ　チャート

１.前日の動き

週末のEURは１．４９ドル台後半で寄り付き（高値１．４９６８ドル）、東京時間からロンドン時間にかけて、ほぼ一直線的に売られる展開となりました。NYの寄り付きにその日の安値１．４８４８ドルまで値を下げた後は、日付の替わる頃にかけて１．４９ドル近辺まで買い戻されましたが上値も重く、その後は同水準で揉み合い、そのまま週末を迎えました。　　　　

２．チャート分析

テクニカル分析：　　　
長期の指標は雲の上にあり、強気を維持しています。中期の指標も引き続き強気を支持しています。　目先の強弱を判断する線は１．４７２４ドルにあって相場を下支えしています。価格的には心理的な節目である１．５０ドルを前に上値が次第に重くなってきています（１．５０ドルを越えるには、今までにない材料が必要か）。

サイクル分析：　　　
３０−４０日サイクルは上図のように考えています。１０月上旬の１．４５ドルから新しいサイクル入りをし、現在はこのサイクルの高値を試す時間帯と考えていますが、そろそろ高値をつける時間帯にきているようです。今週はこれを確認する週になりそうです。　その後、１０月下旬から１１月上旬にかけてサイクルボトムを模索すると考えられます。

ボラティリティ分析：　　
先週は、２０日間のボラティリティも６０日間のボラティリティ共に横這い状態が続きました。　このことは、これまでの緩やかなトレンド（もしくは揉み合い）が継続されていることを意味しています。　他のチャートから、ユーロ/米ドルは緩やかな上昇トレンドの中で推移しており、ボラティリティ　チャートもこれを裏付ける形になっています。　ボラティリティの水準そのものが１０％台を切っており、今後大きな値幅は期待できません。　

３．今日の方針

サイクルの高値をつける時間帯に差し掛かっているようですので、引きつけて押し目買いです。

方針１：押し目買いの目標は１．４８２０ドルです。　１．４７ドルを切ってくるようであれば損切りします。
方針２：中立です。
追撃ポイント：特に考えていません。