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高寄りするも売り物に押されて、その後は揉み合い
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デイリー　チャート

ボラティリティ　チャート

１．前日の動き

週末の日経平均は、海外市場で買われたことを受けて、前日に比べて高い水準で寄り付きました（１０，２５７円）。　寄り付き直後にその日の高値１０，２７６円をつけた後は、売り物に押されてじりじりと前日の引け値水準まで値を下げ、その後は同水準で揉み合いました。午後は一時的に売られてその日の安値１０，２１６円をつけましたが、引けにかけて買い戻されて前日引け値を辛うじて越えた水準で取引を終えました。　　　　　　　　　　

２．チャート分析

テクニカル分析：　
長期の指標は雲の中に入っています（長期的に中立です）。　中期の指標は弱気から中立に転換してきました。目先の強弱を判断する線が１０，０７５円にあって相場を下支えしています（目先的に強気）。価格的には、目先、小さな上昇トレンドを伴って値段を上げてきています。今週は、このトレンドを維持できるかどうかに注目したいと思います。

サイクル分析：　　　
３０−４０日サイクルは、上のサイクルのように考えています。１０月の上旬でサイクルのボトムをつけて新しいサイクル入りをし、現在はサイクル高値を試す時間帯と考えています。このサイクルは１０月の後半に高値をつけた後、１０月下旬にかけてサイクルボトムを模索すると思われます。

ボラティリティ分析：　　
先週は、２０日間のボラティリティが６０日間のボラティリティを越えて、上に乖離し始めましたが、週末には再び低下して、６０日間のボラティリティに接近してきています。このことは、相場が新しい局面に入ったものの（今回の場合は上昇トレンド）、　それが失速してきていることを示唆しています。　今週は、再び以前のレンジ相場（１０，０００円〜１０，５００円）で推移するのか、このレンジを越えて新しい局面に入ってくるのかに注目したいと思います。

３．今日の方針

買い継続です。

方針１：１０，２００円の買い継続。　９，９００円を切ってくるようであれば損切りします。
方針２：中立です。
追撃ポイント：既に買っていますので、特に考えていません。