2018/04/13 04:59 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、2月の住宅ローン認可件数は0.2%減少
昨日、ABS(オーストラリア統計局)が発表した2月の豪の住宅ローン認可件数は、季節調整後で先月比0.2%減少しました。 事前の市場関係者の予想は0.4%の減少でしたので、事前の予想ほどは悪くありませんでした。 一方で、1件当たりの取り組みローン額は前月比0.5%増加しています。
内訳としては、新築一戸建て住宅ローンが前月比7.1%下落し、マンションなどの住宅ローンは6.6%増加しています。 一方で、中古マンションのローンは0.4%の増加に留まっています。
一昨日、RBA総裁は、「一部の銀行の安易な貸し出しによって、住宅価格の高騰を招いていたことを懸念していたが、現在はそれが緩和してきている。 特に、シドニーやメルボルンで顕著に表れている」と述べ、「エコノミストの中には、更なる住宅価格の下落を予想しているが、基本的には豪人口は増加しており、クラッシュのような急落はない」との見方を示しています。更に、「現在の低金利が住宅市場を下支えしており、当面は現在の低金利政策が続く」との見方を示しています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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