2018/04/11 05:02 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、3月のビジネス コンディションは6ポイント下落
昨日、民間NAB(National Australia Bank)が発表した3月のビジネス コンディションは前月比6ポイント下落して+14ポイントでした。 先月は歴史的な高水準+20ポイントを付けたため、3月はその反動で下落していますが、それでも過去の平均的な水準を大きく上回って推移しています。 一方で、ビジネス信頼感指数は2ポイント下落して+7ポイントとなり、過去の平均的な水準である+6ポイントを辛うじて上回った水準となっています。
NABグループのチーフ エコノミスト Alan Oster氏は
(1) 豪のビジネス コンディションが過去の平均的な水準を上回っているだけでなく、中身的に全産業に亘って、過去の平均的な水準、もしくはそれを上回っていることから豪経済の現状は力強いと言える。
(2) RBAは今年の年末にかけて、当然のことながら景気指標次第(特に、賃金とインフレ次第)ではあるが、政策金利の引き上げについて考慮し始めると私たちは考えている。
(3) 緩やかな購入価格の上昇が、インフレ押し上げ圧力となりつつあり、この傾向が続けばコアCPIをRBAの目標としている水準まで押し上げてくるであろう。
(4) 受注や設備稼働率に関して、今月はやや下落しているが、非鉱山関連に関しては、雇用、設備投資も含めて過去数年の水準を上回っている。
とコメントしています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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