2018/03/11 06:52 | 昨日の出来事から | コメント(0)
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特集2: エリオット波動分析、米ドル/円、ユーロ/円(2018年3月12日)
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前回のWEBセミナー 「エリオット波動分析、米ドル/円、ユーロ/円 (2018年2月26日)以降の米ドル/円は107円台前半で寄付き、その後は売られて下落し、その期間の安値105.25円を付けましたが、先週末にかけては107円台まで買い戻されて取引を終えています。
長期的なエリオット波動としては、今の処、新しい波動カウントは確定出来ていません。
現時点では、エリオット波動的に(あるいは黄金分割的に)言えることは、2011年10月31日の75.55円から始まった相場は2015年6月5日の125.86円で高値を付け、 価格フォーメーションとして2016年6月24日の98.79円、2016年8月16日の99.53円、更には2016年9月27日に100.08円でトリプル ボトムを付けて、再び米ドル高局面に入ったと考えています(2015年6月5日の125.86円から2016年6月24日の98.79円までの下げの0.618戻しの水準であった115.52円を越えてきたことで一連の調整局面の終了を確認)。 この考えに従えば、今後は上昇相場となり、月次チャート的には上値の目途は第1目標が129.88円となり、第2目標は149.10円となります。
次に、週足のチャートからも同様に、2011年10月31日の75.55円から始まった相場は、2015年6月5日の125.86円まで上昇し、2016年6月24日の98.79円と2016年8月16日の99.53円、更には2016年9月27日に100.08円でトリプル ボトムを付けて中期的な反発局面に入ったと考えられます。 その後はここを基準として訂正波(a),(b),(c)が発生し、訂正波(a)を2016年12月15日の118.66円で付け、
現在は訂正波(b)の中にあって、2017年9月8日の107.31円で訂正波 aを付け、2017年11月6日の114.73円で訂正波bをつけ、現在は訂正波cの中にあって、下げの第1目標が106.05円(到達)、第2目標が103.38円となります。
更に、訂正波bの2017年11月6日の114.73円を起点として、目先的な訂正波動(a‘, b’, c‘)が発生し、2017年11月27日の110.84円で訂正波a’を付け、2017年12月12日の113.74円で訂正波b’を付けたとすると、訂正波c’の目標値は、第1目標が107.45円(到達)、第2目標が103.55円となります。
目先的には、訂正波b’の2017年12月12日の113.74円から、下落5波動(i,ii,iii,iv,v)が発生し、2017年12月15日の112.04円で第i波を付け、2017年12月21日の113.68円で第ii波を付け、2018年1月26日の108.28円で第iii波を付け、2018年2月2日の110.47円で第iv波を付け、現在は第v波の中にあって、その下値の目標値は第1目標が106.02円(到達)、第2目標が104.32円となります。
今後に関しては、心理的な節目である105円が下支えされるかどうかに注目したいと思います。維持されるようであれば、当面は105円~108円のレンジの中で推移すると考えています。 尚、105円を切ってくる場合には、103円台まで下落する事が予想されますが、一方で100円を割り込むような円高には至らないと考えています。
次に、2018年2月26日以降のユーロ/円については、131円台後半で寄り付き、その後は売られて下落しその期間の安値129.34円を付けましたが、先週にかけては逆に買われて上昇し、その期間の高値132円まで値を上げましたが、週末にかけては揉み合って取引を終えています。
エリオット波動的には、 月次チャートでは、2012年7月24日の94.10円から上昇してきた相場は、2014年12月8日の149.78円で高値を付け、現在はこの上昇に対する調整局面の中にあると考えています。 この考えに従えば、下値の目途としましては、第1目標としては115.36円(到達)、第2目標は107.24円となります(私は、引き続きユーロは他通貨対比で大きく売られる局面があるとの立場を取っています。理由は、これまでの安値がチャート ポイント(黄金分割比率で説明できる値段)を付けていないからです。
中期的には、2015年4月14日の126.09円で中期的な訂正波(A),(B),(C)波の(A)波つけ、2015年6月4日の141.05円で戻り高値の訂正波(B)を付け、現在は下げの訂正波(C)の中にあって、その下げの目標値は、 第1目標が117.36円(到達)、第2目標が108.31円となっています。
その一方で、2015年6月4日の141.05円の訂正波(B)から、規模の小さな訂正波A,B,C波を形成し、2016年6月24日の109.19円でA波を付け、現在は訂正波Bの中にあって上値を試す時間帯にあり、上値の目途は第1目標133.61円(到達)、第2目標141.05円と考えています。
その中にあって、訂正波Aから訂正波Bに向かう小さな訂正波(a),(b),(c)が発生し、2016年12月15日の124.08円で訂正波(a)波を付け、2017年4月17日の114.84円で訂正波(b)を付け、現在は訂正波(c)の中にあって上値の目途は第1目標129,73円(到達)、第2目標138.95円ですが、場合によっては2018年2月2日の137.50円がこれに該当するのではないかと考えています。
更に目先的には、訂正波(b)である2017年4月17日の114.84円を起点として上昇訂正波a、b、cが発生し、2017年5月16日の125.81円でa波を付け、2017年6月15日の122.40円でb波を付け、現在はc波の中にあって、上値の目途は第目標133.37円(到達)、第2目標140.15円です。
目先的には、2017年6月15日の122.40円の訂正波bから更に小さな訂正波(a’,b’,c’)が発生し、2017年10月26日の134.48円で訂正波a’を付け、2017年11月23日の131.21円で訂正波b‘を付け、2018年2月2日の137.50円で訂正波c’を付けたと考えています。 この考えに従えば、現在は2017年6月15日の122.40円から018年2月2日の137.50円まで上昇した相場に対する戻り局面と考えると下値の目途としては、第1目標が129.95円(到達)、第2目標が128.16円となります。
今後については、目先的には130円~133円のレンジの中で推移すると思われます。 一方で、前回安値(129.34円)を切ってくると128円台前半まで売られる可能性がありますが、現時点では125円を下回るようなユーロ安はないと考えています。
今回のWEBセミナーでは、こうした事を踏まえて今後の展開についてお話しています。
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特集2: エリオット波動分析、日経平均 (2018年3月12日)
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前回のWEBセミナー「エリオット波動分析、日経平均 (2018年2月26日)」以降の日経平均は22,100円台で寄付き、その後は買われて上昇し、その期間の高値22,502円を付けましたが、先週にかけては逆に売られて下落し、その期間の安値20,937円まで値を下げましたが、週末にかけては21,800円台まで買い戻されて取引を終えています。
エリオット波動的には、月次チャートでは、現在の相場は大上昇相場([Ⅰ]、[Ⅱ]、[Ⅲ]、[Ⅳ]、[Ⅴ])の第[Ⅲ]波の中にあって、その第1目標は20,000円近辺(既に到達)、第2目標は24,000円近辺(到達)、第3目標は28,000円近辺にあります。 尚、2018年1月23日の24,129円は第2目標であった24,000円近辺に該当し、中期的な値段の達成感が出たようです(その後は急落して調整局面入り)。 一方で、それよりも規模の小さな上昇波I,II,III,IV,V波の第II波は2014年4月14日の13,885円で付け、現在は第Ⅲ波の中にあって、その目標値は 27,000円近辺となっています。
中期的には第Ⅱ波から第Ⅲ波に向かう上昇波動について、2015年4月14日の13,885円から始まった上昇相場は2015年6月24日の20,952円で中期的な上昇相場(1)、(2)、(3)、(4)、(5)の第(1)波を付け、価格フォーメーションとして2016年2月12日の14,865円と2016年6月24日の14,864円でダブル ボトムを付けたことで第(2)波を付け、現在は上昇第(3)波に入ったと考えています。 第(3)波の目標は、第1目標が21,931円(到達)、第2目標が26,298円となります。
目先的には、2016年6月24日の安値14,864円を起点として上昇波(1,2,3,4,5)が発生し、第1波は2017年3月13日の19,656円、第2波は2017年4月17日の18,224円となり、第3波の目標値は第1目標が25,978円、第2目標が27,808円となります。
更には、第2波の2017年4月17日の18,224円を起点として、小さな上昇5波動(i,ii,iii,iv,v)波が発生し、2017年6月20日の20,318円で第i波を付け、2017年9月8日の19,239円で第ii波を付け、2017年11月9日の23,382円で第iii波を付け、2017年11月16日の21,972円で第iv波を付け、2018年1月23日の24,129円で第v波を付けたことで、上昇5波動(1’,2’,3’4’,5’)の第1‘波を付けたようです。これに従えば、現在は第2’波の中にあって、その下値の目標値は第1目標が21,176円(到達)、第2目標が20,479円となります。
また、今回の下落局面については、2018年1月23日の24,129円と起点として下げの5波動(i,ii,iii,iv,v)が発生し、2018年1月31日の23,092円で第i波を付け、2018年2月1日の23,492円で第ii波を付け、2018年2月14日の20,950円で第iii波を付け、2018年2月27日の22,502円で第iv波を付け、2018年3月5日の20,937円で第v波を付けて、訂正波a,b,c,波のa波を付けたと考えています(場合によっては上昇5波動(1’、2’、3‘、4’、5’)の第2’波)。 これに従えば、現在は訂正波b波の中にあて、その上値の目標値は第1目標が22,156円、第2目標が22,523円となります。
今回のWEBセミナーでは、こうした事を踏まえつつ今後の展開についてお話しています。
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クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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