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窓を開けて大きく買われるも、後続の買いが続かず
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デイリー　チャート

ボラティリティ　チャート

１．前日の動き

昨日の日経平均は、海外市場で大きく買われたことを受けて、前日に比べて窓を開けて寄り付きました（１０，１９４円）。　寄り付き後は買われて上値を試しその日の高値１０，２７２円をつけましたが、後続の買いが続かず、逆にじりじりと値を下げる展開となりました。　午後も同様の動きとなり１０，２００円近辺まで値を下げてその日の取引を終えました。　　　　　　

２．チャート分析

テクニカル分析：　
長期の指標は雲の中に入っています（長期的に中立です）。　中期の指標は弱気から中立に転換してきました。目先の強弱を判断する線が１０，０７５円にあって昨日はこの水準を越えてきました（目先的に強気です）。価格的には揉み合いを上放れし、上値を試すパターンが示現しています。

サイクル分析：　　　
３０−４０日サイクルは、上のサイクルのように考えています。９月中旬に始まった現在のサイクルは９月末の１０,５００円近辺で高値を付けて、時間的にはやや短いのですが、１０月の上旬でサイクルのボトムをつけて新しいサイクル入りをしたようです。　目先の強弱を判断する線のある１０，０７５円を越えてきましたので、これを確認しました。

ボラティリティ分析：　　
今週に入って、２０日間のボラティリティが、６０日間のボラティリティを越えて、上に乖離し始めました。このことは、相場が新しい局面が始まっていることを意味し、しかもそのトレンドが加速していることを示唆しています。　今回のケースでは、日経平均はサイクルボトムをつけて、今度は上値を試す可能性が高くなっています。

３.今日の方針

目先の強弱を判断する線を越えてきましたので、追撃の買いをしました。

方針１：１０，２００円で買いました。　９，９００円を切ってくるようであれば損切りします。
方針２：　中立です。
追撃ポイント：既に買っていますので、特に考えていません。