2018/02/14 05:29 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、1月のビジネス信頼感指数は前月比+2ポイント
昨日、民間のNAB(National Australia Bank)が発表した豪の1月のビジネス信頼感指数は、前月比+ポイントの+12ポイントで、2017年4月以来の高い水準となっています。また、 ビジネスの現状を表すビジネス コンディションも前月比6ポイント上昇して+19ポイントとなり、小売り部門を除いて非常に堅調に推移しています。
NAB のチーフ エコノミストAlan Oster氏は
(1) ビジネス信頼感のサブ項目について、将来の受注がやや弱含んでいるが、それ以外の項目は過去の長期的な平均値を大きく上回って推移し、更に、ここにきて設備稼働率が上向き始めている。このことは将来の設備投資や雇用にとってプラスに働くであろう。
(2) また、インフラ整備をはじめとした建築関連が住宅産業の低迷をカバーする形で好調に推移している。また、貿易、消費、雇用共に堅調に推移している。
(3) 一方で、小売売上は伸び悩んでいる。その背景には賃金の上昇が引き続き弱いため、消費の伸びにつながっていない事がある。
(4) 更に、ここにきて娯楽やエステなどの個人サービスが3年振りに低い水準に下落し、賃金の伸び悩みがこうした部門に影響をし始めているかどうかを注視する必要がある。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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