2018/02/07 05:25 | 昨日の出来事から | コメント(0)
RBA、政策金利据え置き
昨日、RBAは定例の理事会を開催し、現行政策金利1.5%の据え置きを決定しました。
理事会後のRBA総裁Philip Lowe氏の声明の主な内容は以下の通りです。
(1) 本日、RBA理事は現行政策金利の据え置きを決定した。 背景には、世界経済が緩やかに拡大基調にある中、足元2~3週間ではアメリカを中心に金融市場に不確実性が増していることがある。
(2) ビジネス信頼感指数、コンディションが堅調に推移する一方で、インフレ率は中期的な目標水準を下回っている。 また、失業率は5年振りの水準にまで低下しているが、引き続き賃金上昇圧力が弱い。
(3) 小売売上は、引き続き低迷している中、シドニーやメルボルンを中心にこれまでの建築ブームがピークを打ち、建築着工許可件数が下落している。
(4) こうした中、先週末にアメリカの雇用統計をきっかけに、アメリカの金利上昇懸念が高まり、株式が急落して金融市場に不透明感が広がっている。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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