2018/02/06 05:29 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、1月の求人広告件数は+6.2%
昨日、民間のANZグループが発表した豪の2018年1月の広告件数は+6.2%でした。 ちなみに12月は-2.7%と一時的に下落していましたが、今回は、これから反発した形になっています。前年同月比でも12月は+11.4%でしたが、1月は+13.8%と増加しています。
ANZのオーストラリア経済担当のヘッドDavid Plank氏は
(1) 豪の1月の広告件数が増加した事は、ビジネス コンディションが堅調に推移していることの裏付けとなっている。これらから昨年後半に一時的に失速していた豪経済がここにきて再び上向き始めていることが窺える。しかし、広告件数は、毎月のブレが大きく、これだけで豪経済が上向いていると判断するには時期尚早である。
(2) 長期的な傾向としては、毎月ベースで+0.7%で増加しており、12月の+11.4%と1月の+13.8%はやや上振れした感がある。
(3) 今、注目しているのは、2018年2月の発表されることになっている2017年第4四半期の豪の賃金動向である。ここで継続的に四半期ベースで+0.5%の増加が確認できれば、RBAは、実質金利をゼロにするために(インフレ率とCPIが2%で同じ水準になる為に)政策金利を年内に引き上げると予想している。
とコメントしています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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