プロが語る世界情勢・政治・経済金融の最前線!

The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

2018/01/28 07:21  | 昨日の出来事から |  コメント(0)

ウィークリー ミーティング129のご案内


おはようございます。

=========================
特集2: エリオット波動分析、米ドル/円、ユーロ/円(2018年1月29日)
=========================

前回のWEBセミナー 「エリオット波動分析、米ドル/円、ユーロ/円 (2018年1月22日)以降の米ドル/円は110円台半ばで寄付き、週初は買われて上昇し、その週の高値111.22円を付けましたが、週央から週末にかけては逆に売られて下落し、その週の安値108.28円まで値を下げて取引を終えています。                         

長期的なエリオット波動としては、これまで、2011年以来の月足ベースの米ドル上昇波動の基準としていた101.09円を2016年に切ったことで、これまでの波動カウントを見直す必要がありますが、今の処、新しい波動カウントは確定出来ていません。

現時点では、エリオット波動的に(あるいは黄金分割的に)言えることは、2011年10月31日の75.55円から始まった相場は2015年6月5日の125.86円で高値を付け、 価格フォーメーションとして2016年6月24日の98.79円、2016年8月16日の99.53円、更には2016年9月27日に100.08円でトリプル ボトムを付けて、再び米ドル高局面に入ったと考えています(2015年6月5日の125.86円から2016年6月24日の98.79円までの下げの0.618戻しの水準であった115.52円を越えてきたことで一連の調整局面の終了を確認)。 この考えに従えば、今後は上昇相場となり、月次チャート的には上値の目途は第1目標が129.88円となり、第2目標は149.10円となります。

次に、週足のチャートからも同様に、2011年10月31日の75.55円から始まった相場は、2015年6月5日の125.86円まで上昇し、2016年6月24日の98.79円と2016年8月16日の99.53円、更には2016年9月27日に100.08円でトリプル ボトムを付けて中期的な反発局面に入ったと考えられます。 その後はここを基準として訂正波(a),(b),(c)が発生し、訂正波(a)を2016年12月15日の118.66円で付け、
訂正波(b)は2017年9月8日の107.31円でボトムを付けた可能性があります。 

また、これとは別の考え方として、訂正波(a)を2016年12月15日の118.66円から訂正波alt a、訂正波alt b、 訂正波alt cが発せし、2017年9月8日の107.31円で訂正波alt aを付け、2017年11月6日の114.73円で訂正波alt bをつけた可能性があります。 これに従えば、訂正波alt cの目標値としては、第1目標が107.70円近辺で、第2目標が106円付近となります。

更に、2017年11月6日の114.73円を起点として、目先的な訂正波動(a”, b”, c”)が発生し、2017年11月27日の110.84円で訂正波a”を付け、2017年12月12日の113.74円で訂正波b”を付けたとすると、訂正波c”の目標値は、第1目標が107.71円、第2目標が106.05円となり、いずれにせよ、106~107円のいずれかでは、下支えされることが予想されます。

次に、2018年1月22日以降のユーロ/円については、135円台後半で寄り付き、週初は買われて上昇し、その週の高値136.12円を付けましたが、週央にかけては逆に売られて下落し、その週の安値134.54円まで値を下げた後は135円台まで買い戻されて取引を終えています。            

エリオット波動的には、 月次チャートでは、2012年7月24日の94.10円から上昇してきた相場は、2014年12月8日の149.78円で高値を付け、現在はこの上昇に対する調整局面の中にあると考えています。 この考えに従えば、下値の目途としましては、第1目標としては115.36円(到達)、第2目標は107.24円となります(私は、引き続きユーロは他通貨対比で大きく売られる局面があるとの立場を取っています。理由は、これまでの安値がチャート ポイント(黄金分割比率で説明できる値段)を付けていないからです。 

中期的には、2015年4月14日の126.09円で中期的な訂正波(A),(B),(C)波の(A)波つけ、2015年6月4日の141.05円で戻り高値の訂正波(B)を付け、現在は下げの訂正波(C)の中にあって、その下げの目標値は、 第1目標が117.36円(到達)、第2目標が108.31円となっています。

その一方で、2015年6月4日の141.05円の訂正波(B)から、規模の小さな訂正波A,B,C波を形成し、2016年6月24日の109.19円でA波を付け、現在は訂正波Bの中にあって上値を試す時間帯にあり、上値の目途は第1目標133.61円(到達)、第2目標141.05円と考えています。

その中にあって、訂正波Aから訂正波Bに向かう小さな訂正波(a),(b),(c)が発生し、2016年12月15日の124.08円で訂正波(a)波を付け、2017年4月17日の114.84円で訂正波(b)を付け、現在は訂正波(c)の中にあって上値の目途は第1目標129,73円(到達)、第2目標138.95円です。

更に目先的には、訂正波(b)である2017年4月17日の114.84円を起点として上昇訂正波a、b、cが発生し、2017年5月16日の125.81円でa波を付け、2017年6月15日の122.40円でb波を付け、現在はc波の中にあって、上値の目途は第目標133.37円(到達)、第2目標140.15円です。

今回のWEBセミナーでは、こうした事を踏まえて今後の展開についてお話しています。

==========================
特集2:  エリオット波動分析、日経平均 (2018年1月29日)
==========================

前回のWEBセミナー「エリオット波動分析、日経平均 (2018年1月22日)」以降の日経平均は23,800円近辺で寄付き、週初は買われて上昇し、その週の高値24,129円を付けた後は週央から週末にかけては逆に売られて下落し、その週の安値23,592円まで値を下げて取引を終えています。    

エリオット波動的には、月次チャートでは、現在の相場は大上昇相場([Ⅰ]、[Ⅱ]、[Ⅲ]、[Ⅳ]、[Ⅴ])の第[Ⅲ]波の中にあって、その第1目標は20,000円近辺(既に到達)、第2目標は24,000円近辺(到達)、第3目標は28,000円近辺にあります。 尚、2018年1月18日の24,084円は第2目標であった24,000円近辺に該当する可能性が出てきており、この水準では、中期的に値段の達成感がでてもおかしくない水準です。 一方で、それよりも規模の小さな上昇波I,II,III,IV,V波の第II波は2014年4月14日の13,885円で付け、現在は第Ⅲ波の中にあって、その目標値は 27,000円近辺となっています。

中期的には第Ⅱ波から第Ⅲ波に向かう上昇波動について、2015年4月14日の13,885円から始まった上昇相場は2015年6月24日の20,952円で中期的な上昇相場(1)、(2)、(3)、(4)、(5)の第(1)波を付け、価格フォーメーションとして2016年2月12日の14,865円と2016年6月24日の14,864円でダブル ボトムを付けたことで第(2)波を付け、現在は上昇第(3)波に入ったと考えています。 第(3)波の目標とは、第1目標が21,931円(到達)、第2目標が26,298円となります。

目先的には、2016年6月日の安値14,864円を起点として小さな上昇波動(i,ii,iii,iv,v波)は、第i波が2016年11月9日の17,427円、第ii波が2016年11月9日の16,111円とし、第iii波を2017年3月13日の19,656円、第iv波2017年4月17日の18,224円とし、第v波を2017年6月20日の20,318円で完了し、それよりも規模の大きな上昇波1,2,3,4,5の第1波を付け、2017年9月8日の19,239円で第2波を付けたと考えています。 現在は第3波の中にあって、第3波の第1目標は24,693円、第2目標28,063円となります。

更に、目先的には、2017年9月8日の19,239円を起点とする上昇ミリ波(i,ii,iii,iv,v)波が発生し、2017年9月21日の20,481円で第i波を付け、2017年9月27日の20,213円で第ii波を付け、2017年11月9日の23,382円で第iii波をつけ、2017年11月9日の21,972円でミリ波iv波を付け、現在はミリ波vの中にあって、その目標値は第1目標が23,930円(到達)、第2目標24,393円、第3目標は25,141円でしたが、2018年1月23日の24,129円で第v波を完了した可能性が出てきています。 これに従えば、2017年9月8日の19,239円から始まった一連の上昇相場(上昇ミリ波(i,ii,iii,iv,v))は完了したことになります(確認はまだ取れていません)。また、2018年1月23日の24,192円は、前述したように大上昇相場([Ⅰ]、[Ⅱ]、[Ⅲ]、[Ⅳ]、[Ⅴ])の第[Ⅲ]波の第2目標水準であった24,000円とほぼ一致します。

今回のWEBセミナーでは、こうした事を踏まえつつ今後の展開についてお話しています。

有料サイトにアクセスの上、是非、ご覧ください。

クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
現在有料版にはお申し込みいただけませんのでご了承ください。

当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第119条により罰せられますのでご注意ください。

コメントを書く

* が付いている欄は必須項目です

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

いただいたコメントは、チェックしたのち公開されますので、すぐには表示されません。
ご了承のうえ、ご利用ください。