2009/10/15 06:50 | ドル/円 | コメント(0)
米ドル/円1015
88円台後半と90円の間で板挟み
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デイリー チャート
昨日のドルは89円台後半で寄り付き(高値89.90円)、東京時間では売られて下値を試しました。午後にその日の安値88,85円をつけた後は89円近辺で暫く揉み合いましたが、 ロンドン時間に入ってからは逆に買われて上値を試し、NY市場の早い時間帯に再び89.90円をつけました(ダブルトップ)。 NYの引けにかけては売り物に押されて、現在は89円台半ばで取引されています。
2.マーケット 分析
テクニカル分析:
長期的な指標が雲の下限を抜けてきており、長期的な指標は弱気転換したままです。中期的指標も弱気に転換しています。目先の強弱を判断する線が90.53円にあって、相場の上値を押さえ込んでおり、弱気を支持しています。価格的には10月の上旬で底打ち感が出てきていますが、一方で、90円の上値が次第に重くなってきています。
サイクル分析:
30−40日サイクルは上の図のように考えています。9月中旬に始まった現在のサイクルは9月下旬の92.50円で高値をつけて、先週の88円でサイクルのボトムをつけたのではないかと考えています(目先の強弱を判断する線のある90.53円を越えてくればこれを確認です)。一方で88円を切ってくるようであれば、既にこのサイクルの高値をつけていることになり、10月末から11月上旬にかけて下値を模索することになります。
ボラティリティ分析:
先週は60日間のボラティリティが、急速に低下してきました(ボラティリティの高かったデータが脱落し始めているため)。一方で20日間のボラティリティは10%近辺で横這っています。 週末は共に横這い状態となり、新しい兆しをボラティリティからは読み取ることはできません。
3.今日の方針
30−40日サイクルがボトムつけた可能性がある一方、心理的な節目である90円の上値が重い展開が続いています。 この揉み合いから放れた方につきたいと思います。
方針1:目先の強弱を判断する線(90.50円)を越えてくれば押し目買いで姿勢です。
方針2:88.80円を切ってくるようであれば、追撃の売りを検討します。
追撃ポイント: 価格的に放れた方に追撃の買い(売り)をします。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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