2018/01/19 05:17 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、12月の失業率は5.5%
昨日、ABS(オーストラリア統計局)が発表した12月の失業率は11月の5.4%から0,1%上昇して5.5%でした。 事前の市場関係者の予想は5.4%でしたので予想よりも高い数字となっています。 一方で、新規雇用者数は34,700人増加し、その内、正規雇用者数が15,100人増加し、非正規雇用者数が19,500人増加しています。 また、労働参加率は67.2%と過去の7年間で最も高い水準となっています。これによって2017年の豪の労働市場は40万人の雇用を生み出し、その内75%が正規雇用によるものとなっています。
市場関係者は、「今回の数字は今後の豪経済にとって素直にプラス要因となるであろう。また、今回の数字は、消費者信頼感指数の良さや小売売上高が伸びていることからも正当化できる」としています。
尚、RBAの定例理事会は2月までなく、理事の一人は今回の数字を歓迎しながらも「将来的に政策金利を引き上げるためには、賃金の上昇を伴ったインフレ率の上昇が必要」との認識を変えていません。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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