2018/01/18 05:38 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、1月の消費者センチメントは7年振りの高水準
昨日、民間のWestpac Melbourne Instituteが発表した豪の1月の消費者信頼感指数は、前月比1.8%上昇して105.1ポイントとなり2010年以来の7年振りの高い水準となりました。
Westpac のシニア エコノミストMatthew Hassan氏は
(1) 5つあるサブ項目の内、4つにおいて、これまでで最も高い水準まで上昇し、今後の豪経済に対して消費者が楽観的になっていることを示している。
(2) 背景には去年9月以来、(低いインフレ率を背景に)金利先高観がないこと、更には、労働市場の改善が続いていることが挙げられる。
(3) 将来に対する経済の見通しについて、今後1年に関して楽観的である消費者が2.6%増加し、今後5年に関しても楽観的な見方をしている消費者が5.4%増加し、いずれも過去の長期的な平均値を大きく上回っている。
また、この日、ABS(オーストラリア統計局)が発表した2017年11月の住宅ローン認可件数は、季節調整後で前月比2.1%増加し、事前の市場関係者の予想であったフラット(前月比変わらず)を上回りました。
内訳としては、新規一戸建て住宅ローンの認可件数が2%増加し、中古住宅ローンの認可件数が2.6%増加しています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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