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０．９１ドル台乗せで新高値更新し、その後は揉み合い
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デイリー　チャート

ボラティリティ　チャート

１.前日の動き

昨日のAUDは０．９０ドル半ばで寄り付き（安値０．９０５４ドル）、　東京時間では寄り付き直後から買われて上値を試し０．９１ドル台前半まで値を上げました。　ロンドン時間は同水準で揉み合いましたが、NYの寄り付きに一時的に買われてその日の高値０．９１５９ドルをつけた後は、０．９１ドル近辺まで値を下げる局面もありましたが、引けにかけては再び買われて、現在は０．９１ドル台前半で取引されています。

２．チャート分析

テクニカル分析：　　　
長期の指標は雲の上にあり、基本的には強気です。　中期の指標は強気を支持しています。　また目先の強弱を判断する線が０．８８２６ドルにあって相場を下支えしています。　価格的には、心理的に大きな節目であった０．９１ドルを越えて新高値を更新してきており、引き続き強気相場となっています。これは私の経験則なのですが、ユーロ/ドル、豪ドル/米ドル相場は、新高値、新安値を追いかけると、しばしば切り返しにあって損することが多いため、今回も追撃の買い（あるいは追撃の売り）をしていません。

サイクル分析：　　　　　
３０−４０日サイクルは上図のように考えています。これは前のサイクルが９月末に高値をつけた後、１０月上旬の０．８５ドルでサイクルボトムをつけ、現在は新しいサイクル入りし、高値を試す時間帯と思われます。　

ボラティリティ分析：　　
先週は２０日間のボラティリティと６０日間のボラティリティは、ともに１４％近辺で同じ水準にあり、これまでの大きな流れにあまり変化がないことを示唆しています（今回の場合は緩やかな上昇トレンドを示しているようです）。大きな上昇相場は期待できません。

３．今日の方針

基本姿勢は押し目買いです。

方針１：押し目買いの目標は０．９１２０ドルです。０．９０ドルを切ってくるようであれば損切りします。
方針２：中立です。
追撃ポイント：特に考えていません。