2017/11/16 05:12 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、第3四半期の賃金は+0.5%
昨日、ABS(オーストラリア統計局)が発表した2017年第3四半期の豪の賃金は季節調整後+0.5%で前年同期比では+2.0%でした。事前の市場関係者の予想は前期比+0.7%(前年同期比では+2.2%)でしたので予想よりも低い数字となっています。
内訳としては、民間の賃金が前期比+0.5%(前年同期比で+1.9%)であったのに対して、公務員は前期比で0.5%(前年同期比で+2.4%)でした。
また、この日、民間のWestpac-Melbourne Instituteが発表した11月の豪の消費者センチメントは10月の101.4ポイントから1.7%下落して99.7ポイントでした。
Westpacのチーフ エコノミストBill Evans氏は
(1) 今回の数字は下落したが、8月の水準に比べて4.4%まだ上の水準で推移している。とはいえ、今回は、消費が楽観的であるか悲観的であるかの分かれ目である100ポイントを割ってきたことで、消費者は、消費に対してやや悲観的になってきている。
(2) 内訳としては、住宅ローンを抱える消費者のセンチメントが4.5%低下する一方で、ローンがなく自宅を所有している消費者のセンチメントは1.4%の下落に留まっている。 また、賃貸住宅に住む消費者のセンチメントは逆に0.5%上昇している。
と、コメントしています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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