2017/10/19 04:59 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、第3四半期の不動産センチメントは5ポイント下落
昨日、民間のNAB(National Bank of Australia)が発表した豪の2017年第3四半期のNAB商業用不動産インデックスは、第2四半期比5ポイント下落して+18ポイントでしたが、この水準は引き続き長期的な平均値を大きく上回っています。
NABグループのチーフ エコノミストAlan Oster氏は
(1) 全国的に商業用不動産インデックスは下落している。 内訳としては、シドニーが+34ポイント、メルボルンで+29ポイントとこれらの地域は他の地域に対して非常にアウト パフォームしている。その一方で、西オーストラリアは-29ポイント、西オーストラリアやノーザン テリトリーは-15ポイントと非常に弱い。クイーンズランド州は+15ポイントで比較的安定的に推移している。
(2) 今後1年間の賃貸の見通しであるが、オフィス用賃貸は非常に好調に推移する事が予想されるが、個人の住宅賃貸は弱含みで推移するだろう。
(3) 新規着工計画については、前回のサーベイから反転の兆しが見えているが、こちらは長期的に平均値を下回っており、本格的な回復に至っていない。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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