2009/10/13 05:25 | ドル/円 | コメント(0)
米ドル/円1013
週末は88円台から89円台に買われ、昨日は90円台に乗せるも上値は重く
=======================================
デイリー チャート
週末のドルは88円台後半で寄り付き(安値88.65円)、東京時間では買われて上値を試しました。 ロンドンの寄り付きに89円台半ばまで買われた後、売り物に押されてNYの寄り付きに再びその日の安値近辺まで値を下げましたが、NYの引けにかけては大きく買われてその日の高値89.90円をつけて、89円台後半で取引を終えました。 昨日は、89円台後半でアジア時間では寄り付き、買われて上値を試しました。ロンドンの寄り付きにその日の高値90.49円をつけた後はNY時間にかけて売られ、日付の替わる頃にその日の安値89.64円をつけ、引けにかけては若干買い戻されて、現在は89円台後半の取引となっています。
2.マーケット 分析
テクニカル分析:
長期的な指標が雲の下限を抜けてきており、長期的な指標は弱気転換したままです。中期的指標も弱気に転換しています。目先の強弱を判断する線が90.64円にあって、相場の上値を押さえ込んでおり、弱気を支持しています。価格的には、先週末で目先的に底打ち感が出てきています。
サイクル分析:
30−40日サイクルは上の図のように考えています。9月中旬に始まった現在のサイクルは9月下旬の92.50円で高値をつけて、先週の88円でサイクルのボトムをつけたのではないかと考えています(目先の強弱を判断する線のある90.64円を越えてくればこれを確認です)。
ボラティリティ分析:
先週は60日間のボラティリティが、急速に低下してきました(ボラティリティの高かったデータが脱落し始めているため)。一方で20日間のボラティリティは10%近辺で横這っています。 週末は共に横這い状態となり、新しい兆しをボラティリティからは読み取ることはできませんでした。
3.今日の方針
30−40日サイクルがボトムつけた可能性があり、安易に売れません。
方針1:中立です。
方針2:中立です。
追撃ポイント:目先の強弱を判断する線を越えてくるようであれば基本姿勢を押し目買いに変更します。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
現在有料版にはお申し込みいただけませんのでご了承ください。
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第119条により罰せられますのでご注意ください。
いただいたコメントは、チェックしたのち公開されますので、すぐには表示されません。
ご了承のうえ、ご利用ください。