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週末は０．９１ドル手前まで買われるも、昨日は０．９１ドルの上値が重い展開
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デイリー　チャート

ボラティリティ　チャート

１.前日の動き

週末のAUDは０．９０ドル半ばで寄り付き、　東京時間では０．９０ドル台前半で揉み合いました。　ロンドン時間に入ってからは買われて上値を試し、ＮＹの寄り付きにその日の高値０．９０８４ドルまで値を上げました。　しかし、その後は逆に売り物に押されて下値を試し、日付の替わった後にその日の安値０．９０１１ドルまで値を下げました。　引けにかけては若干買い戻されて０．９０ドル台前半で取引を終えました。　昨日は、０．９０ドル台前半で寄り付き、アジア時間では暫く揉み合いましたが、ロンドンの寄り付きにかけて売られて下値を試し、その日の安値０．８９７９ドルをつけました。しかし、その後は大きく買い戻されて　、日付の替わる頃にその日の高値０．９０８４ドルまで値を上げました。　引けにかけては再び売り物に押されて、現在は０．９０ドル台半ばで取引されています。　

２．チャート分析

テクニカル分析：　　　
長期の指標は雲の上にあり、基本的には強気です。　中期の指標は強気を支持しています。　また目先の強弱を判断する線が０．８７０３ドルにあって相場を下支えしています。　価格的には、心理的に大きな節目であった０．９０ドルを越えて新高値を更新してきており、引き続き強気相場となっています。

サイクル分析：　　　　　
３０−４０日サイクルは上図のように考えています。これは前のサイクルが９月末に高値をつけた後、１０月上旬の０．８５ドルでサイクルボトムをつけ、現在は新しいサイクル入りし、高値を試す時間帯と思われます。　積極的に押し目買いです。

ボラティリティ分析：　　
先週は２０日間のボラティリティと６０日間のボラティリティは、ともに１４％近辺で同じ水準にあり、これまでの大きな流れにあまり変化がないことを示唆しています（今回の場合は緩やかな上昇トレンドを示しているようです）。大きな上昇相場は期待できません。

３．今日の方針

０．９０ドルを下値支持線として、値固め出来るかどうかに注目したいと思います。

方針１：０．９０２０ドルで買い、０．９０８０ドルで利益を確定しました。
方針２：押し目買いの０．９０２０ドルで再び買い、昨日の０．９０８０ドルで利益を確定しました。
追撃ポイント：０．９１ドルを乗せてくるようであれば追撃の買いを検討します。