2017/08/16 05:44 | 昨日の出来事から | コメント(0)
RBA、定例理事会議事録から
昨日、RBAが8月1日に開催した定例理事会の議事録が公開されました。 その主な内容は以下の通りです。
(1) 本日、理事会メンバーは現行政策金利1.5%の据え置きを決定した。特に、現在の低インフレの下、家計部門の住宅ローン債務が金利上昇によって一層負担にならないよう配慮した。
(2) 同時に、銀行の住宅ローンに対する貸し出しが厳格になされるよう金融監督庁と共に注視していく。 豪の住宅市場に関しては、これまで過熱していた住宅市場が落ち着く為には、今、暫く時間がかかる。
(3) (金利先高期待による)足元の豪ドル高は将来的にインフレを低下させ、豪経済の足を引っ張ることが予想される。理事の一人は、このことは将来の豪経済に対する不透明感を与えると懸念を表明した。
(4) その一方で、我々は今後の豪経済に対しては、慎重ながらも楽観的である。その背景には、労働市場において、正規雇用が増加している事と賃金が上向き始めているからである。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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