2017/07/13 05:48 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、7月の消費者センチメントは+0.4%
昨日、民間のWestpac-Melbourne Instituteが発表した7月の豪の消費者センチメントは前月比+0.4%で96.6ポイントとなりました。この指数では、100ポイントを上回ると消費者センチメントが楽観的であることを示し、100ポイントを下回ると悲観的であることを示しています。
Westpacのチーフ エコノミストBill Evans氏は
(1) 今回の数字では前月比プラスとなっているが、水準自体は引き続き100ポイントを下回る状態が8か月続いており、消費者のセンチメントが、いまだ悲観的であることを示している。
(2) しかし、足元のセンチメントは上向いてきており、銀行が住宅ローン等の金利を引き上げやすい環境になりつつある。特に、元本を返済せずに金利だけを支払う住宅ローンについては金融監督庁の指導の下、銀行は厳格な運用(金利を引き上げる事)を求められている。
(3) 我々としては、RBAの政策金利は2017年末までは現行政策金利1.5%を維持すると考えている。その背景には、住宅市場が調整局面にあることと、労働市場が低い賃金上昇の下で弱含みで推移していることがある。
とコメントしています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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