2017/06/30 05:47 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、建築(除く住宅)は回復基調に
昨日、民間のAi Group and the Australian Constructors Association(豪産業及び建築協会)が行った2017年の建築(除く住宅建築)に関するサーベイでは、建築額は前年比+4.2%ですが、2018年にかけては建築計画が前年比+6.4%と今年を上回ること事がわかりました。 ちなみに2016年は-8%でした。
また、マンションなどの集合住宅に関して、今年度は+22.9%でしたが、2018年は+6.8%とかなり失速する見込みです。
Ai Groupの会長 Innes Willox氏は
(1) 過去3年間は、鉱山関連産業の低迷を受けてプラントなどの建築が伸び悩んだが、ここにきて回復の兆しが鮮明になり、2018年にかけては増加する見込みである。
(2) 一方で、マンションなどの集合住宅建築は、引き続き建築が見込めるものの暫く(2~3年)は調整局面入りしそうである。
(3) 2018年にかけては、道路、鉄道、更には民間の商業施設の建築が拡大しそうである。
ちなみに、オーストラリアの会計年度末は6月末であり(2016年7月~2017年6月末)、来月から新しい会計年度(2017年度)入りをします。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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