2017/06/29 05:45 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、今後3年は住宅市場調整局面に?!
昨日、BIS Oxford Economicsは、豪の住宅市場、特にマンションなどの集合住宅について、これまでの供給過剰を背景に2020年にかけて調整局面に入るとの予測を発表しました。
シニア マネージャーAngie Zigomanis氏は
(1) 2020年にかけて7%のインフレ勘案後で(年率2%のインフレを勘案後で)、シドニー、メルボルンのマンションなどの集合住宅価格は11%で下落するであろう。また、ブリスベンやパースでも14%程度下落するであろう。また、首都キャンベラでも5%程度下落する事が見込まれる。
(2) 背景にあるのは、 投資用住宅物件の供給過剰にあり、特にシドニーとメルボルンでは顕著である。また、出遅れ感のあったブリスベンやパースは、実需が伴っていない為、下落幅がより大きくなるであろう。また、これらの地域の割安感は既にない(特にクイーンズランドの南東部であるブリスベンやゴールド コースト周辺)。
とコメントしています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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