2017/06/22 05:44 | 昨日の出来事から | コメント(0)
シドニーの住宅価格は前年比+14.4%
一昨日、ABS(オーストラリア統計局)が発表した豪の主要都市の2017年3月時点の住宅価格は、シドニーで前年同月比14.4%上昇し、メルボルンでも13.4%上昇しました。また、全国の主要都市の住宅価格の平均値は前年同月比で10.2%上昇しています。
KPMGのチーフ エコノミスト Brendan Rynne氏は
(1) シドニーやメルボルンに限らず、豪の住宅市場はある種のバブル状態にあるとの議論がある。というのも過去の長期的な平均値に比べて、シドニーで14%、メルボルンで8%割高であるからである。更には、5年前に比べてシドニーは75%も上昇し。メルボルンも55%も上昇している事が挙げられる。
(2) しかし、ここにきて価格上昇の勢いはなくなり、今後数年にかけては、住宅市場は調整局面に入ると考えている。 しかしバブル崩壊のような急激な価格の下落はないであろう。
とコメントしています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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