2017/05/23 04:56 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、5月の主要都市住宅価格は1.1%下落
昨日、民間の不動産リサーチ会社CoreLogicが発表した5月第2週の豪の主要都市(シドニー メルボルン、ブリスベン、アデレート、パース)の標準的な住宅入札価格は前週比0.5%下落し、前月比では1.1%下落しました。 主な内訳としては、メルボルンが1%下落し、シドニーは0.4%、アデレートでは0.6%それぞれ下落しています。その一方で、入札成立率はシドニーの80.7%、そしてメルボルンでは79.2%と回復してきています。
今年に入って、RBA及び豪金融監督庁が、銀行の行き過ぎた貸し出しを厳しく監視する姿勢を鮮明にして以来、豪の住宅価格は伸び悩み、ここにきて緩やかに下落しています。 その一方で、引き続き入札成立率が高水準で推移していることから、市場関係者の多くは「豪の住宅市場は、今後、大きな下落はない」と見ているようです。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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