2017/04/27 05:08 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、2017年第1四半期のCPIは+0.5%
昨日、ABS(オーストラリア統計局)が発表した2017年第1四半期の豪の消費者物価指数(インフレ率)は前期比+0.5%で、年率換算で+2.1%でした。 事前の市場関係者の予想は年率換算で+2.2%でしたので、予想を若干下回った形になっています。 尚、RBAが中期的な目標としているインフレ率は+2~3%ですので、今回の数字はその目標レンジにまで上昇しましたが、まだ、そのレンジの下限で推移しています。
主な要因としては、ガソリンを含めた石油価格が5.7%上昇し、医療関係と持ち家住宅価格が上昇しています。その一方で、家具や家庭用設備などが1%下落し、娯楽や教育文化関連も0.7%下落しています。 尚、CPIの算定対象ではありませんが、野菜など生鮮品は前年対比で13.1%上昇しています。 内訳としては、ポテトや野菜が上昇しています。
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