2009/10/08 06:31 | 日経平均 | コメント(0)
日経平均1008
昨日の日経平均は、海外市場で買われたことを受けて前日比高い水準で寄り付きました(9,750円)。 寄り付き後は押し目買いとこれまで売っていた向きの買い戻しで上値を試しました。心理的な節目である,800円手前では売り買いが交錯し暫く揉み合っていましたが、午後に入って一段と買われてその日の高値9,821円をつけ、そのまま取引を終えました。
2.チャート分析
テクニカル分析:
長期の指標は雲の下の境界線に位置しています(長期的に弱気と中立の境目)。 中期の指標は弱気を支持しています。目先の強弱を判断する線が10,197円にあって上値を押さえこんでいます。 価格的には自律反発をした形になっていますが、戻りはまだ弱く、これまでの基調を変えるまでに至っていません。
サイクル分析:
30−40日サイクルは、上図の赤の線ように考えています。 9月中旬に始まった現在のサイクルは9月末の10,500円近辺で高値を付けて、次は10月中旬のサイクルボトムに向けて下値を模索すると考えられ、そろそろボトムをつける時間帯に差し掛かってきました。 まだ可能性は低いと思いますが、青の線のようにサイクルボトムをつけた可能性も出てきました。
ボラティリティ分析:
先週は、20日間のボラティリティが、60日間のボラティリティを一時的に超えていましたが、今週に入って僅かながらも再び60日間のボラティリティを下回ってきてしまいました。 このことは下げトレンドが出始めていましたが、再び、揉み合い相場になりつつあることを示唆しています。
3.今日の方針
サイクル的にボトムをつける時間帯に近づいてきましたので、積極的には売れません。
方針1:戻り売りの目標は9,900円です。 10,300円を超えてくるようであれば損切りします。
方針2:中立です。
追撃ポイント:特に考えていません。
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