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The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

2009/10/07 07:05  | ドル/円 |  コメント(0)

米ドル/円1007


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89円台後半から88円台に売られる
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デイリー チャート

ボラティリティ チャート

1.前日の動き

昨日のドルは89円台半ばで寄り付き、東京時間では買われて上値を試しました(高値89.68円)。しかし、後続の買いが続かず、むしろ売り物に押されて89円台前半まで値を下げました。 午後からロンドン時間にかけては同水準で揉み合いましたが、NY時間に入って再び売られて下値を試し、日付の替わる頃にその日の安値88.63円をつけました。 引けにかけては若干買い戻されて88円台後半で横這っています。              

2.マーケット分析

テクニカル分析:  
長期的な指標が雲の下限を抜けてきており、長期的な指標は弱気転換したままです。中期的指標も弱気に転換しています。目先の強弱を判断する線が90.82円にあって、相場の上値を押さえ込んでおり弱気を支持しています。価格的には、昨日も一度は90円を目指しましたが、上値は重く、逆に88円台まで売られています。次は、下値を試す機会を窺ってように見えます。

サイクル分析:     
30−40日サイクル的には、上の図のように考えています。 9月中旬に始まった現在のサイクルは9月下旬の92.50円で高値を付けて、10月の中旬のサイクルボトムに向けて下値を模索している時間帯と考えています。 (先週でサイクル終了するには、時間的にまだ短いと考えています)。

ボラティリティ分析: 
ボラティリティ チャートを見ますと、先週は大きく動いたように見えましたが(日中は大きく動きましたが)、 引け値ベースで見ますと、20日間のボラティリティは、10%近辺で60日間のボラティリティは、12%程度で横這った1週間でした。 今後も神経質な動きながらも大きな流れが出る気配は、ボラティリティ チャートからは感じられません。

3.今日の方針

目先的には戻り売りの弱気相場です。 サイクルボトムに向けて下値を試すと思われます。

方針1:89.60円で売りました。 89.50円を超えてくるようであれば手仕舞します。
方針2:利益確定の第1目標は、88円台前半。 第2目標は、87円台です。
追撃ポイント:既に売っているので特に考えていません。

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