2017/03/26 07:16 | 昨日の出来事から | コメント(0)
ウィークリー ミーティング327のご案内
=========================
特集2: エリオット波動分析、米ドル/円、ユーロ/円(2017年3月27日)
=========================
前回のWEBセミナー 「エリオット波動分析、米ドル/円、ユーロ/円 (2017年3月21日)以降の米ドル/円は112円台後半で寄り付き、週初は買われて上昇し、その週の高値112.90円を付けましたが、週央から週末にかけては逆に売られて下落し、その週の安値110.62円まで値を下げた後は、111円台前半まで買い戻されて取引を終えています。
長期的なエリオット波動としては、これまで、2011年以来の月足ベースの米ドル上昇波動の基準としていた101.09円を2016年に切ったことで、これまでの波動カウントを見直す必要がありますが、今の処、新しい波動カウントは確定出来ていません。
現時点では、エリオット波動的に(あるいは黄金分割的に)言えることは、2011年10月31日の75.55円から始まった相場は2015年6月5日の125.86円で高値を付け、 価格フォーメーションとして2016年6月24日の98.79円、2016年8月16日の99.53円、更には2016年9月27日に100.08円でトリプル ボトムを付けて、再び米ドル高局面に入ったと考えています(2015年6月5日の125.86円から2016年6月24日の98.79円までの下げの0.618戻しの水準であった115.52円を越えてきたことで一連の調整局面の終了を確認)。 この考えに従えば、今後は上昇相場となり、月次チャート的には上値の目途は第1目標が129.88円となり、第2目標は149.10円となります。
次に、週足のチャートからも同様に、2011年10月31日の75.55円から始まった相場は、2015年6月5日の125.86円まで上昇し、2016年6月24日の98.79円と2016年8月16日の99.53円、更には2016年9月27日に100.08円でトリプル ボトムを付けて中期的な反発局面に入り、その後は上昇しましたが、2016年12月15日の118.66円で一旦終了したようです。現在は2016年6月24日の98.79円から2016年12月15日の118.66円まで上昇した相場に対する調整局面の中にあると考えています。
また、日足チャートでは、目先的に2016年9月27日に100.08円を起点として小さな上昇5波動(i,ii,iii,iv.v)が発生し、第i波が2016年10月28日の105.52円、第ii波が2016年11月9日の101.18円となり、第iii波が2016年12月15日の118.66円とし、第iv波の下値の目途としては、 第1目標が113.22円(到達)、第2目標が111.98円(到達)(場合によっては2017年2月7日の111.59円でボトムを付けたか)と考えてきましたが、先週にかけて2017年2月7日の111.59円を切ってきたことで上昇波動の可能性はなくなりました。
現在は、2016年12月15日の118.66円を起点として下げの訂正波a,b,cを形成中で、a波を2017年2月7日の111.59円とし、b波を2017年3月10日の115.50円として、現在は訂正波c波の中にあってその下値の目途は、第1目標は111.13円、第2目標110.10円、第3目標は108.43円となります。
次に、2017年3月21日以降のユーロ/円については、122円近辺で寄り付き、週初は買われて上昇し、その週の高値122.24円を付けました。 しかし、その後は中央から週末にかけては逆に売られて下落し、その週の安値119.32円まで値を下げましたが、引けは120円台前半まで買い戻されて取引を終えています。
エリオット波動的には、 月次チャートでは、2012年7月24日の94.10円から上昇してきた相場は、2014年12月8日の149.78円で高値を付け、現在はこの上昇に対する調整局面の中にあると考えています。 この考えに従えば、下値の目途としましては、第1目標としては115.36円(到達)、第2目標は107.24円となります(私は、引き続きユーロは他通貨対比で大きく売られる局面があるとの立場を取っています)。
中期的には、2015年4月14日の126.09円で中期的な訂正波(A),(B),(C)波の(A)波つけ、2015年6月4日の141.05円で戻り高値の訂正波(B)を付け、現在は下げの訂正波(C)の中にあって、その下げの目標値は、 第1目標が117.36円(到達)、第2目標が108.31円となっています。
一方で、目先的には、2015年6月4日の141.05円からの訂正波(a)、(b)、(c)の(a)波を2016年1月7日の126.78円で付け、2016年1月29日の132.29円で(b)波を付け、2016年6月24日の109.19円で(c)波を付けたことで一連の訂正局面が完了し(黄金分割比率で確認済み)、現時点では調整波A、B、C波のA波としています。 この考えに従えば、 現在はこの水準をボトムとして反発する局面にあり、その際の戻りのB波の目標値としては、黄金分割比率からは第1目標121.36円(到達)、第2目標125.13円を考えていましたが、B波を2016年12月15日の124.08円で付けたようです。現在は、訂正波C波の中にあって、その下値の目途は、第1目標108.15円、第2目標104.39円です。
更に、目先的には2016年12月15日の124.08円を起点とした下げの訂正波a,b,cが発生し、現在はc波の中にあってその下値の目途は、第1目標119.26円、第2目標118.38円、第3目標117.03円となります。
今回のWEBセミナーでは、こうした事を踏まえつつ今後の展開についてお話しています。
==========================
特集2: エリオット波動分析、日経平均 (2017年3月27日)
==========================
前回のWEBセミナー「エリオット波動分析、日経平均 (2017年3月21日)」以降の日経平均は19,400円前半で寄付き、週初にその週の高値19,485円を付けた後は週央にかけて逆に売られて下落し、その週の安値18,973円を付けましたが、週末にかけては19,300円近辺まで買い戻されて取引を終えています。
エリオット波動的には、月次チャートでは、現在の相場は大上昇相場([Ⅰ]、[Ⅱ]、[Ⅲ]、[Ⅳ]、[Ⅴ])の第[Ⅲ]波の中にあって、その第1目標は20,000円近辺(既に到達)、第2目標は24,000円近辺、第3目標は28,000円近辺にあります。 一方で、それよりも規模の小さな上昇波I,II,III,IV,V波の第II波は2014年4月14日の13,885円で付け、現在は第Ⅲ波の中にあって、その目標値は 27,000円近辺となっています。
中期的には第Ⅱ波から第Ⅲ波に向かう上昇波動について、2015年4月14日の13,885円から始まった上昇相場は2015年6月24日の20,952円で中期的な上昇相場(1)、(2)、(3)、(4)、(5)の第(1)波を付け、価格フォーメーションとして2016年2月12日の14,865円と2016年6月24日の14,864円でダブル ボトムを付けて第(2)波を付け、現在は上昇第(3)波に入ったと考えています。 第(3)波の目標とは、第1目標が21,931円、第2目標が26,298円となります。
目先的には、2016年6月日の安値14,864円を起点として小さな上昇波動(i,ii,iii,iv,v波)を形成し、第i波が2016年11月9日の17,426円、第ii波が2016年11月9日の16,111円とし、第iii波を2017年1月5日の19,615円とすれば、現在は第iv波の中にあって、その下値の目途としては第1目標が19,010円(到達)、 第2目標が18,636円となります(場合によっては2017年1月18日の18,650円でボトムを付けたか)。
今週としましては、2017年3月2日にiii波の2017年1月5日の19,615円を越えたことから、現在は第v波の中にあると思われますが、目先的には19,000~19,500円で揉み合う展開が続くのではないかと考えています。
今回のWEBセミナーでは、こうした事を踏まえつつ今後の展開についてお話しています。
有料サイトにアクセスの上、是非、ご覧ください。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
現在有料版にはお申し込みいただけませんのでご了承ください。
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第119条により罰せられますのでご注意ください。
いただいたコメントは、チェックしたのち公開されますので、すぐには表示されません。
ご了承のうえ、ご利用ください。