2009/10/07 06:42 | 日経平均 | コメント(0)
日経平均1007
目先の安値を更新するも、引けにかけては買い戻される
=======================================
デイリー チャート
昨日の日経平均は、海外市場で買われたことを受けて前日比高い水準で寄り付きました(9,744円)。 しかし、寄り付きをその日の高値として、その後は売られて前日の引け値水準で揉み合いました。 後場開始直後に突発的に売られて下値を試してその日の安値9,628円まで値を下げましたが、引けにかけては買い戻されて前日引け値を僅かに越えた水準で取引を終えました。
2.チャート分析
テクニカル分析:
長期の指標は雲の中から下に抜けています(長期的に弱気)。 中期の指標は弱気に転換しています。目先の強弱を判断する線が10,218円にあって弱気を支持しています。 価格的には、昨日も目先の安値を更新してきましたが、心理的な節目である9,600円を積極的に売り込む向きは今のところなさそうです。
サイクル分析:
30−40日サイクルは、上図の線ように考えています。 9月中旬に始まった現在のサイクルは9月末の10,500円近辺で高値を付けて、10月中旬のサイクルボトムに向けて下値を模索すると考えられ、そろそろボトムをつける時間帯に差し掛かってきました。
ボラティリティ分析:
先週は、20日間のボラティリティが、60日間のボラティリティを超えてきました(新しいトレンドが出始めていることを示唆しています。今回の場合は、下げトレンドを示唆しています)。 8月にも20日間のボラティリティは60日間のボラティリティを超える局面がありましたが、そのときは、上昇相場でした。
3.今日の方針
サイクル的にボトムをつける時間帯に近づいてきましたので、積極的には売れません。
方針1:戻り売りの目標は9,900円です。 10,300円を超えてくるようであれば損切りします。
方針2:中立です。
追撃ポイント:特に考えていません。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
現在有料版にはお申し込みいただけませんのでご了承ください。
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第119条により罰せられますのでご注意ください。
いただいたコメントは、チェックしたのち公開されますので、すぐには表示されません。
ご了承のうえ、ご利用ください。