2017/02/10 05:02 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、2016年第4四半期のビジネス センチメントは1ポイント下落
昨日、民間のNAB(national Australia Bank)が発表した豪の2016年第4四半期のビジネス センチメントは前期比1ポイント下落して+5ポイントでした。 また、ビジネスの現状を示す ビジネス コンディションは2ポイント下落して+5ポイントでした。 今後の設備投資計画については、やはり2ポイント下落して+22ポイントとなっています。
NAB のチーフ エコノミストAlan Oster氏は「ビジネス コンディションは、2016年後半はやや弱含んでいるが、それでも過去の平均値を若干上回った水準で推移している」とし、「設備投資計画が経済の拡大に対してやや出遅れ感があるものの総じて安定的に推移している」とコメントしています。
また、この日、これとは別に民間のHIA(全豪住宅産業協会) が発表した12月のNew Home Sales reportでは、11月に6.1%の大幅上昇を受けてその反動が心配されましたが+0.2%の上昇となりました。
HIA のチーフ エコノミスト Harley Dale氏は
(1) 12月は11月の大幅上昇を受けて緩やかな伸びに留まった。内訳としては、マンションなどの集合住宅が+6.4%上昇する中、中古住宅販売が1.6%減少した。
(2) 2017年についても、豪住宅市場は引き続き弱気サイクルの中で推移すると予想している。その中にあって、各州によって住宅販売のばらつきが大きくなることが予想される。
とコメントしています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
現在有料版にはお申し込みいただけませんのでご了承ください。
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第119条により罰せられますのでご注意ください。
いただいたコメントは、チェックしたのち公開されますので、すぐには表示されません。
ご了承のうえ、ご利用ください。