2017/02/03 03:45 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、12月建築着工許可件数は1.2%減少
昨日、ABS(オーストラリア統計局)が発表した12月の豪の建築着工許可件数は前月比1.2%減少しましたが、前年同月比では11.4%増でした。ちなみに11月は+11.4%と非常に高い伸びを示していましたので市場関係者は、12月ではその反動が出ると予想していました。 内訳としては、一戸建て住宅の着工許可件数が1.6%減少し、アパートなどの集合住宅の着工許可件数は+0.9%となっています。
オーストラリアの住宅市場は、2016年にピークアウトしたと市場関係者は見ていましたが、今の処、その減少幅は緩やかなにものに留まっています。
尚、今週、Commonwealth Bank of Australiaが発表した2017年の豪の建築見通しは、212,000件と、2016年の225,000件、2015年の226,000件比べて減少し、2017年の住宅価格は2016年の10%の上昇から5%程度の上昇に留まると予想しています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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