2009/10/06 06:54 | ドル/円 | コメント(0)
米ドル/円1006
上値を試すも90円は重く
=======================================
デイリー チャート
昨日のドルは89円台半ばで寄り付き、東京時間では買われて上値を試しました(高値89.96円)。 午後は、売られて89円台半ばまで値を下げましたが、ロンドン時間では再び90円を目指しましたものの、やはり上値は重く、NY時間に入って逆に売り物に押され、引けにかけて再びその日の安値圏である89円台前半まで値を下げて取引されています。
2.マーケット分析
テクニカル分析:長期的な指標が、雲の下限を抜けてきており、長期的な指標は弱気転換したままです。中期的指標も弱気に転換しています。目先の強弱を判断する線が91.15円にあって、相場の上値を押さえ込んでおり弱気を支持しています。価格的には、88円台を2度試して、目先的に底打ち感があり、一方で90円では、上値の重い展開となり、板挟み状態になっています。
サイクル分析:
30−40日サイクル的には、上の図のように考えています。 9月中旬に始まった現在のサイクルは9月下旬の92.50円で高値を付けて、10月の中旬のサイクルボトムに向けて下値を模索している時間帯と考えています。 (先週でサイクル終了するには、時間的にまだ短いと考えています)。
ボラティリティ分析:
ボラティリティ チャートを見ますと、先週は大きく動いたように見えましたが(日中は大きく動きましたが)、 引け値ベースで見ますと、20日間のボラティリティは、10%近辺で60日間のボラティリティは、12%程度で横這った1週間でした。 今後も神経質な動きながらも大きな流れが出る気配は、ボラティリティ チャートからは感じられません。
3.今日の方針
目先的には90円を88円の間での展開となりそうです。しかし、基本は弱気相場ですので、戻り売りです。
方針1:戻り売りの目標は89.80円です。 91円を超えてくるようであれば損切りします。
方針2:中立です。
追撃ポイント: 88円を切ってくるようであれば追撃の売りを検討します。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
現在有料版にはお申し込みいただけませんのでご了承ください。
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第119条により罰せられますのでご注意ください。
いただいたコメントは、チェックしたのち公開されますので、すぐには表示されません。
ご了承のうえ、ご利用ください。