2017/02/01 05:16 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、12月のビジネス コンディションは+11ポイントに上昇
昨日、民間のNAB(National Australia Bank)が発表した12月の豪のビジネス コンディションは、11ポイントに上昇しました。 内訳としては、卸売、運輸、電気やガスが上昇した一方で、製造業や小売りは低迷しました。また、雇用も引き続き低迷しています。 また、ビジネス信頼感は+6ポイントと過去の平均値の水準で推移しており、その背景にはトランプ政権後の世界経済の見通しがはっきりしないことがあります。
NAB のチーフ エコノミストAlan Oster氏は
(1) 今回のビジネス コンディションが大きく上昇したのは、一部の産業で景況感が好転した事によるが、他の産業は引き続きまだら模様であり、今回の数字はいずれ反落するだろう。
(2) また、雇用についても経営者は引き続き抑制姿勢を取っており、今後、更に失業率が低下する可能性は低い。
(3) 大事なことは、非鉱山部門の業績が回復していないことであり、その兆しは、足元から将来にわたっても見えていない。 従って、我々としては、RBAは、足元の低いインフレ率と豪経済の低成長率を背景に、あと25bp政策金利を引き下げると考えている。
とコメントしています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
現在有料版にはお申し込みいただけませんのでご了承ください。
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第119条により罰せられますのでご注意ください。
いただいたコメントは、チェックしたのち公開されますので、すぐには表示されません。
ご了承のうえ、ご利用ください。