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The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

2009/10/06 06:36  | 日経平均 |  コメント(0)

日経平均1006


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引けにかけて、売り物に値を下げる
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デイリー チャート

ボラティリティ チャート

1.前日の動き

昨日の日経平均は、海外市場が小動きだったことを受けて、前日比変わらない水準で寄り付きました(9,733円)。 午前中は同水準で揉み合いました(高値9,751円)。 午後から引けにかけては、目先的に上値が期待できないと見て売り物が入り、じりじりと値を下げました。 結局、その日の安値(9,669円)を引け値近辺でつけてそのまま取引を終えました。     

2.チャート分析

テクニカル分析: 
長期の指標は雲の中から下に抜けています(長期的に弱気)。 中期の指標は弱気に転換しています。目先の強弱を判断する線が10,218円にあって、弱気を支持しています。 価格的には目先の安値を更新してきましたが、心理的な節目である9,500円を前にどう展開するかに注目したいと思います。

サイクル分析:   
30−40日サイクルは、上図の線ように考えています。 9月中旬に始まった現在のサイクルは9月末の10,500円近辺で高値を付けて、10月中旬のサイクルボトムに向けて下値を模索すると考えられます。 

ボラティリティ分析:  
先週は、20日間のボラティリティが、60日間のボラティリティを超えてきました(新しいトレンドが出始めていることを示唆しています。今回の場合は、下げトレンドを示唆しています)。 8月にも20日間のボラティリティは60日間のボラティリティを超える局面がありましたが、そのときは、上昇相場でした。

3.今日の方針

心理的な節目である9,500円を手前にどう展開するかに注目したいと思います。

方針1:9,980円の売りを9,700円で利益確定しました。
方針2:戻り売りの目標は、9,900円です。 10,300円を超えてくるようであれば損切りします。
追撃ポイント:特に考えていません。

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